BLUE HUMAN

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2020夏アニメ感想

無限の住人-IMMORTAL-』
アマゾンで見てたのは17話までだったので、やっと18話から最終回24話まで見た。原作だと牢獄脱出後の21巻からの30巻を7話で消化。エピの取捨選択はアクションエピソードの流れはそのままにして、沙村弘明アクションを詳細にアニメで再現することに特化した感。戦闘は血湧き肉躍る容赦ない活劇もあるし、台詞なしにしてイメージ映像的な処理もある。かわりに台詞や脇キャラ個別シーンなどアクション以外はかなり削り。コミカルな場面ほぼ削り。シーンの緩急があるので詰め込み感はない。ちゃんと原作通りの最終回に着地している。すごいアニメ化でした。

ソードアート・オンライン アリシゼーション」
最終回のオチは娘も一緒に見て呆気に。宇宙戦闘オチとはガンダムかと。原作通りなのかな。次はシリーズ最初のゲームに戻り、当時端折った各階層をクリアする話「ソードアート・オンライン プログレッシブ」だそうで、ヒロイン視点の焼き直しは「とある超電磁砲みたいね。主人公とユージオはバディらしくはなかったね。2人とも女の子だった方が合ってたかも。両手に花の子供時代。色々なシーンも盛り上がったかも。先の展開のために男の子にしたのかもだけど。

デカダンス
画風の違うサイボーグと人間が終盤は同じ画面に入ってしまう。変わった出だしで始まったけどまともに終わったねと娘。世界観的に2クール欲しかったね。ゲーム内容がもっと多彩にあって、他のバグのエピもあってと、1クール目で色々できそう。アップデート以後は2クール目の話で

A.I.C.O. Incarnation」
人工生命体であるもう1人のヒロインのところに行くミッションはどんでん返しもあるも平和に終息。ワンシチュエーションドラマだったので、映画向きという感じ。プロダクションIGなら総集編として映画も作りそうだけど、ボンズだからな。

「グレートプリテンダー」
2クールあってうれしい。毎回1-1とか書いてあることに気づいた。エダマメパートの1、アビゲイルパートの2、今回はシンシアパートで3だけど3で終わり。でも、終わってないのでオークションはローランパートの4として続くみたいね。背景に凝る鏑木ひろさん×動かしやすく色気のある貞本義行さん×美しい脚本の古沢良太さん×アクションに定評のあるWIT STUDIO。やはりすごい面子ね。
 

富豪刑事 Balance:UNLIMITED」辛口注意感想
5話からほぼ続き物1本といえる感。5話から一気見してちょうどよかった。最終回も視聴してまとめ。いいところはOPED。OPのSnowManを隠す趣向も話題作りとして面白かったしEDのOKAMOTO‘Sもかっこよかった。1話と2話は派手で良かった。キャラデザもよかった。
ここからは辛口。
1話~3話の印象と違う方向になったね。アクションかと思ってたんだけど、ノイタミナ枠は元々女子向け枠だからアクション重視じゃなかったかな。「PSYCHO-PASS」が特別か。同時期の+ultra枠の「グレートプリテンダー」がNetflix資本で画面もリッチだったし、1、2話で期待しすぎたかもね。
岸本卓さんは自分で地味な作風と言うように繊細な作風なので、畑違いのジャンルは冒険だったかな。荒唐無稽なアクション刑事物に必要な単発の事件の量産は難しかったかも。他の脚本家の協力はあったけど、3話で息切れしたので5話から最終回まで一本の事件にしたのかも。普通の刑事物的なエピソードがメインならいっそ老刑事とバディ組んだ方が黒澤映画の刑事物みたいで好みだったかも。本来1本の事件物にするなら1話からそうすべきだけど。キャラ重視の刑事物は1話もしくは2話完結の単発事件で各メンバーメインの事件もあり、ラストに繋がる情報は各話で小出しにし、ラスト2、3話は続き物でばら撒いた伏線回収という形がセオリー。2クールだけど「PSYCHO-PASS」も単発事件を積み重ねてラストで続き物だった。数々の事件を経てこそキャラ達の関係性が作られ、脇役への感情移入も生まれる。独自の事件解決の方法も定着するというもの。
この作品は1、2話以降、3話でちょい節約が見えて4話は不自然な番外編。 5話から最終回まではショタ神戸が目撃した母の死と亡き父の秘密を巡る話。母を殺害し父が自殺した事件を長年追ってた協力者の老刑事は死亡するが真犯人は祖母と判明。この老刑事の回想は長い。迷宮入り猟奇事件ならともかく、口で語るだけで十分な内容。ならいっそ相棒刑事の過去を銀行強盗じゃなくこれにしとけばよかったかも。
その相棒刑事のキャラは有能か無能か微妙だったね。一課から降格じゃなく自分で辞めたのに前の職場に未練たらたら。みみっちい上銃も撃てない使えないとは、描いてないけどダメ刑事では。カッコ悪さを全面に出した三枚目なら、神戸に酷い目に遭わされるのが似合って好感度も上がった。カッコ悪い役って愛されるもの。どっちも福田靖脚本だけど「龍馬伝」の岩崎弥太郎や『DOCTORS 最強の名医』の院長の息子がいい例。ラストのグダグダバトルもダメ刑事ならしょうがないなと思える。彼は4話の猫エピで好感度↓。オフにくだらん理由で呼び出して図々しいキャラに。せめて自分で汗をかいてぼろぼろになってから神戸を呼べや。相棒刑事にはずっと神戸の金持ちぶりに驚き歯噛みする引き立て役であり続けて欲しかったな。
作画の不自然な節約が目立ったね。2話まででベットを上げすぎてペース配分が良くなかった。最近のアニメは1話切りより3話で切るというから、3話まで頑張る計画的節約なのかな。でも娘は4話で見抜いて切ってるから作戦は失敗ではないかな。4話以降はアクションもガジェット表現もエフェクトもリッチとは程遠い画面。爆破シーンとかアニメ的な見せ場はカット。銀行の事件も老刑事殉職もタンカー爆破もアニメ的には映えるし場面の切り替えにも必要なのに全部カット。富豪表現も少なくて、ラストでお約束のいくらかかったかレシートのみ。脚本ではなく演出の問題かもね。
過去の事件は家族問題で割とミニマルな事件だった。イメージ映像を2度も出して壮大そうに見せてるけど、具体性に欠ける中二病的謎物質は必要だったかな。それよりハッキングし放題のヒュスクのがずっとヤバい。ヒュスクが乗っ取られた事件を掘り下げ、日本中、世界中大惨事が起こる事件の方が見たかった。
しかし、アニメ誌にも沢山取り上げられてたし成功なのかもね。娘は2話まで放映でお休みになったおかげで、かえってみんなの妄想力を刺激して支部で大人気になったんじゃないかと。なるほど。供給するコンテンツにだったということね。