BLUE HUMAN

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「どろろ」と「さらざんまい」

どろろ
公式HPでトリビュートイラスト展。こういう企画面白い。すごいかっこよいし。ほぼ百鬼丸ね。今回のアニメの中性的な百鬼丸は、色っぽいので華やかというか映える
本編の後、EDもなんとなく毎回見てたけど、ぼんやりしていた画面がだんだんくっきりしていってたようで、最近ラストカットのどろろが明確に。百鬼丸の視界みたいな表現かなと。最終回は全部鮮明にになるのかしら。
原作アレンジで情念てんこ盛りしてくれたお陰で、多宝丸と百鬼丸の対決が萌える萌える。どろろが女の子だからねえ。「どろろは女の子でなくラストでそうなった。女の子描写あったら連載時気付いたはず」という辻真先先生の言。原作では1頁丸々使って伏線シーン描いてたから、追加ぽいわ
最終回前回。兄弟対決凄まじい。多宝丸のお付きの姉弟の最期容赦なくてすごい。百鬼丸が取り戻したばかりの腕と柄のない刀を扱い兼ね、それを見抜いて、屋敷内に誘う多宝丸の作戦もよい。やはり小林靖子さん脚本。原作はさっくり終わった対決。肉付けがこってり。百鬼丸が鬼神の犠牲にならなければ国が亡ぶという残酷なシーソーが提示。それに対し、与えられたのでは失うのを恐れる、自力で得なければ意味がないという縫の方の言葉は、作品の難しいテーマの結論ね、プラスどろろの今後の人生への指針。父母弟の生死はぼかされてたけど、百鬼丸は殺さず。原作では百鬼丸が魔物退治道半ばだったから、それぞれの道ラストになったけど、アニメもそうなったね。原作で実は、百鬼丸の部分を集めてどろろが作られ、どろろを殺さないと体が戻らないと知り百鬼丸が苦悩するという展開があったそうだが、マジかな。コミックスになってないからツイッター情報だが。


「さらざんまい」
何も隠してないね。あからさまに面白く明るく表現されると、もう清々しい。BLで描く意味があるテーマなのはひしひしと。テーマが欲望か愛かだから。男同士だからそこで迷う。男女は愛と欲望は本能だから同義なので悩まない。愛欲か無いか。借りにキャラの何人かが女性だったなら、愛か欲望かというテーマは吹っ飛ぶ。あくまで創作上の設定ではだけど。実際は男女の感情は混ぜ物多いかな。恋愛にプラス執着、依存、損得、惰性、寂しさ、競争、勝負、意地。知ってる人間関係。なのでBLなら純粋に愛か欲望かをテーマにできると。今のところ、セオリー通りアガペーは愛でエロスが欲望。エロスから愛と欲望を分けるんだと思ったけど、不可分でしょうねやはり
女子向けBL散りばめつつ、最終回はさわやか友情。でも言いたいことは最終回前だったかも。燕太の、嘘でも嫌いなんて言えないという言葉は、マブの嘘で嫌いと言った過去と対。「嫌い」は強い言葉で、うちにこもれば、言葉のその一面だけが真実に見えてしまう。コミュニケーションをとっていれば相手の言葉の裏、言葉と裏腹な行動、言葉ではわからなかった相性、などがわかったわけで。理想じゃないマブを否定し過去ばかり見るレオと、かわうその作った偽の理想のかずき否定し本物を選んだ燕太。明暗をわけたと。
でもBL風の殻を被ったナニカだったね。
いだてんでも関東大震災の浅草のシーン。さらざんまいも浅草で。主人公達は皆孤児的な子でしたね。喪失を経験していて縮こまった子供達。繋がりはいつか失われるとしても繋がることを恐れるな、というテーマだったのかなとも。広い意味でも。
ついでにレオとマブが宮野&細谷なのはわざとかな。文ストの探偵社の相棒同士が宮野&細谷なのと無関係ではないよね。幾原監督と榎戸さんの縁だし。