BLUE HUMAN

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アニメ「僕のヒーローアカデミア」とパロディについて

アニメ「僕のヒーローアカデミア
次回のオリジナル回を楽しみにしている人もいるし、公式も押してるけど、不安な意見を持ってる人間もいるということで。
黒田洋介脚本のとてもいいとことといまいちなとこを知ってる身としては。
今回は原作1,5話分のステイン事件後日談。原作にあるちっさいセリフも拾ってるなと。より轟くんが熱くなってる感じが。しかし来週は丸々オリジナル回か。わあ不安な。原作にあってのオリジナルアレンジはいいけど、オリジナルストーリーはOVA2の二の舞みたいな別のアニメになりそうで。OVA1ですら黒田洋介脚本にまかせた締めだけ別アニメだったし。
原作者と脚本家作風違うのわかってるのし。黒田脚本は原作そのままは憑依したようにいい仕事なのだけど、オリジナル作品は能天気で恋愛好きでありがち。個人的に合わない。
「はちみつとクローバー」「おおきく振りかぶって」は前者、「ガンダムBF」「あの夏で待ってる」後者。
期末試験でありものをアレンジで膨らませればいいだけなのに、なんでオリジナルストーリー入れるかな。おまけCDやスピンオフと違ってアニメは公式になっちゃうんだぞと。
主人公出ない予告もなんかな。主人公影薄が多いジャンプ作品の中でちゃんと主人公中心なのがヒロアカのいい所なんだし。でも黒田脚本はデクもかっちゃんもうまく扱えない。アニスタと空知先生の感性が似てそうに見える「銀魂」でもアニオリはイマイチ。でも福田監督と作者は感性似ててオリジナルもいける感だがこれは例外。
個人的に主人公中心で余所見せずサクサク進むストーリーがいいので。脇役の出番多い作品も多いが脇役エピは停滞の為にある場合も。スピンオフとかパロディとかキャラ物を公式には望んでない。非公式は見たい人が見るのでいい。まあ人それぞれで。
原作あってのパロディでもようは別作家の別作品。原作が好きでもパロディも好きかはその別作家の解釈が合うかどうか。歴史物や伝記物と同じく。新撰組が好きでも数多ある新撰組物の好きな物は一部。
ちなみに小説なら司馬遼太郎、漫画なら「俺の新選組」(望月三起也)が好み。最近復刻されて嬉しい。ついでに「俺の新選組」の話。この作品の他と違う特徴はアクション物としておもしろいところで。新撰組物特有の感傷はあるけれども最低限。ワイルド7望月三起也なのでらしいっちゃらしいし個人的にとても大切な作品。萩尾望都手塚治虫の「新撰組!」に衝撃を受けたと。現在連載中の「風光る」もあり、「薄桜鬼」みたくゲームもあり、キャラメルボックスの舞台もあり。元があり個々に解釈する作品はプロアマ全てパロディで同列かと。ただ受け取り手の好みかどうか。
個人的にパロディであっても読者の大切な作品になり得る。逆もまたしかり。ただ、パロディが公式の顔して食い込んでくるのは、別作家の別作品である以上好みがあるので勘弁してほしいと。


堀越先生の手好きはキッシーの影響でキッシーの手拘りは富樫先生の影響。手フェチの系譜。その富樫と堀越先生は今同誌で連載中と。