エヴァンゲリオンNHKBSプレミアムで再放送。
保存用だったけど22話が何故か録画できなかったので再放送してほしいもの。おまけで関係者のインタビューがあったり。
エヴァンゲリオンの成功はリアルな女性像の魅力だったなと。庵野監督は理想の架空の女性像ではなく、身近にいる女性たちを描いたと言ってたような。だから昔ながらの若すぎるアニメ年齢の風潮に逆らってアラサー設定にすることに拘っていたかと。厄介で意のままにならず他人には救えない悩みを持ちまともに恋愛もできない。主人公に都合の悪い女性ばかりで。主人公にとって彼女用だったり母親代わりだったり目的達成の景品用だったり娼婦や女王やお嬢様みたいな女性ではない。なのに魅力があるのは監督が愛を持って描いているからなわけで。だから男性が描いたのに女性人気もゲットできるくらい魅力だったわけで。でも、後続はいない。もちろん女性制作者が自分を投影するのはあるが、それは逆に魅力は全くない。やはり都合が良くて恋愛してくれて主人公の手で救える程度の悩みの女性像を描きたい創作者の方が多いわけで。そんなリアルに厄介な女性を愛を持って描ける人なんて稀。でも厄介な女性を描きたい人がまた描いてくれればいいなと。
男性の場合厄介なのはいっぱいなので。
