BLUE HUMAN

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アニメ「僕のヒーローアカデミア」と押井守

アニメ「僕のヒーローアカデミア
爆発と氷結の派手なバトル。というか爆豪の氷掘削とトルネードが印象的。デクの「負けるな頑張れ」の前に「轟くん」は原作になかったのが逆に意外。今までも爆豪の相手ばかり応援してたし、心では轟君に呼び掛けていたのは確実だが。でも、呼びかけている相手をはっきりさせると轟が「緑谷」と心で呼ぶシーンと、むかつくかっちゃんの表情という、リアクションが追加されることに。二人ともよりデクに対して感傷的になる効果が生まれたかなと。それがいいのか余計なことなのかわからないが。教室のシーンで爆豪はいつもネクタイしないのにしてると娘ツッコミ。これは普通に間違いかな。爆豪勝利のときの悲しいBGMや、控室で轟に啖呵切るときと表彰台の場面での、爆豪の早口が意外。爆豪の心に寄り添うBGMにしてはメロウねと。控室と表彰台では早口よりも相手に届くようにゆっくり言ってたかと。早口にすることで軽くなった感じ。これもそれがいいのか余計なことなのかわからないが。

押井守曰わく「アニメーションはモーションの快感原則が支えてる」アニメならではのものはこれに尽きるかと。派手さ綺麗さ緩急リズムエフェクトカット。創作者の感覚によるところが大きく。それを実現するテクニックによるところも。受け取り側の感覚も。出しやすい表現は格闘、崩壊、爆発、飛散、飛翔、浮遊、剥落とか色々。

ヒロアカにはモーションでのそれはかなりある。