BLUE HUMAN

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「亜人」

亜人
今回の3話かけたオリジナル部分、下村が暴走し計画を台無しに。さらに佐藤の気まぐれの恩恵で計画再始動って展開がどうもひっかかり。今までのオリジナルは全く問題なかっただけに。
昔の作品はよく女性が計画を台無しにする役回りをふられることが多かった。感情で動いて突発的になんだかんだいっても要は自身の利害を優先するみたいな。実際は男女関係なく他人同士で利益が一致するとは限らないわけだが。そのせいで女性が作品内でヘイトな役割を担わされがちというか。視聴者が異性ならかわいいから許すなんてこともあるかもしれないが、同性だとただヘイトキャラになるだけ。
ストーリー的に計画を危機に陥らせるのに便利ということではあるが、安易だなと。最近は少なくなったけど。久々にそんなキャラを下村で見て、やっぱ不快だしもにょるなと。恋愛で暴走する女は男性にはかわいいのかもしれないが、女性からは計画を台無しにするだけのただのヘイトキャラ。彼女はそんな古臭いキャラにしないでほしかったなと。普通にデータは戸崎が持ってて必要だから皆で救出でよかったんじゃないの。それなら大義名分になるし、計画頓挫も仕方なく、佐藤の気まぐれもラッキーでよかったと普通に呑み込める。仲間大事のベタッとした話は多いが、亜人はクールなとこがかっこいいんだし。さらに言えばちらっとしか覗かせないからこその僅かなウェットが良いんだし。
昔「黄金の七人」という犯罪映画があったけど。メンバーに一人同性のヘイトキャラの足手まといが加わり、強欲で粗忽で計画を何度も危機に陥れるも、仲間の有能さで乗り切る。ああならいいわけで。
アメリカ映画でよくある主人公が自分の目的のために協力を強制するが嫌いなのもあるね。自分だけでは無理だからって。下村一人で救出に行ったなら良かった。中野だけが手伝って後で圭たちも自主的に加わるならマシだった。