BLUE HUMAN

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ヤングガン・カルナバル読了と君の波が聞こえる

ヤングガン・カルナバル
9巻。カルナバル始まる。各陣営が1人の標的を狙いスタジアムで混戦に。一方日本でも残留組による人質救出作戦。毒島の虚を通しての主人公への思い入れが生まれたよう。虚は毒島のすべてだったとの思いも綴られるし。つくづく虚が死んでしまったのが残念でならない。後輩の主人公への憧れの自覚と告白してきた同級生明憲との関係。また相棒の宿敵琴刃の部下流毅と風樹が忠犬タイプと野犬タイプと対称的なのも楽しみ。

ヤングガン・カルナバル
10巻。深見真著。カルナバル決着。相棒の母の陣営がラスボス。主人公や宿敵琴刃の陣営を潰しにかかる。武器見本市にて標的を狙い各陣営が殺し合い。戦車や軍用ヘリも出るし会場破壊と派手。主人公は会長との学生コンビが爽やかでいい。宿敵の部下忠犬と野犬の絆も清々しい。各陣営のそれぞれがどこか寂しさを抱えている心情表現もいい。さて次巻11巻はかなり楽しみだったり。

ヤングガン・カルナバル
11巻。深見真著。主人公の組織は裏社会で勢力拡大し黒幕達にとって煙たい存在に。陸自の特殊部隊にアジトを襲撃され反撃する戦いの応酬。昨日の敵が今日の友にと熱い。ここにきて主人公が恋愛的にモテモテに。相棒がモテ担当かと。後日談の毒島と後輩公魚一登がいいけど、卒業襲撃で傷ついた主人公と背負う相棒でぶつっと締めでも綺麗だったかな。長期連載でそれはないか。傷ついた毒島の様子に動揺する主人公、後輩と毒島の対話、敵だった友に拉致される後輩のエピソード。色々萌える。以下に列挙。
毒島が死にそうで動揺する主人公。嫌いと言ってたけど実は違ったんだねと。毒島は主人公気に入ってるだけに報われたねと。卒業前に主人公の殺し屋廃業宣言にむくれるのもかわいい。
毒島の後輩への台詞「お前、塵八のこと好きか?人間関係は最後は綺麗事じゃすまなくなる 憧れとかプラトニックとかそういうのだけじゃ片付かない段階がくる」は毒島自身のことのようでもあり一登のことのようでもあり伏線のようでもあり。
偽りの友明憲からの拉致拷問。状況は描いてくれるが描写は控えめ。一登に告白し惚れてるけど容赦ない一登が明憲にどんな拷問をされたか。急所にゴムバンドを巻かれ一登自ら泣きながら明憲を殺すほどの怒りで察しがつくわけだが。

ヤングガン・カルナバルスペシャル 」
後日談短篇集。「ファイトバック・ホンコン」毒島将成・椿虚・ソニアがトリオの頃の話で面白い。虚が口説かれると牽制する毒島が愉快。虚の曲芸的銃撃が面白い。弟子である本編主人公も曲芸的だし師らしいアクション。「折れた矢」はその続きでトリオの終焉のエピソード。虚との対決もあり。毒島の裏切りの理由が納得。虚がソニアに告白すると言ったからだったか。友として仲良くはなっても望むものとは。自分の全てであるというほどの想い人虚が手に入らないなら殺すというのは理に叶う。ソニアは勘付いてそうだが虚はわかってなさげなのも。離反後も虚の仕事先に現れては助けたりしてたらしい一途さもよし。毒島が主人公に虚の影を見るのもいい。


「君の波が聞こえる」
乾ルカ著。不思議な城に囚われた主人公の少年はそこで少年と青年と仲良くなる。脱出する方法を探るが城を出るその代償は。大事なものは目に見えない。ふわっと不条理ファンタジー。腐向け要素は低いかな。青年と少年には惹かれたり影響されたりとそんな感じがちょいあるけど。肝心の主人公と少年はふわっとした関係でそこまで好きあってみえない感が。感情面もふわっとしてるからかな。主人公は基本傍観者だし。少年が主人公の方がドラマチックで好みだったな。