BLUE HUMAN

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「怪獣8号」「鴨乃橋ロンの禁断推理」「テロール教授の怪しい授業」「みつあみの神様」

「怪獣8号」松本直也
ブランチで紹介されてたね。紙の雑誌ではないジャンプ+だけど、ジャンプ漫画として伸びてほしいね。王道の安心感、会話の漫才感、なにより怪獣デザインと見せ方がいい。もしアニメ化するならまずスパイファミリーからかと思うけども。彼方のアストラに続くかな。有望株ですね。アクションがうまくて化け物のフォルムがいい。なによりメイン2人の関係はワンパンマンの師弟やタイバニの兎虎コンビを彷彿とさせる。ストレートな少年漫画でブロマンスというか、関係性に色気があることがポイント高いね。腐的にもおいしいし。まあ私はこのコンビなら年下後輩責めがいい感じだけど、逆の朴訥主人公攻め傾向の人もいけそう。今月は鬼滅最終巻話題で新聞広告に度肝抜いたけど、怪獣8号も1巻が出るね。スパイファミリーみたくジャンプ本誌に出張してきてもいいんじゃないかな。顔見せに。

「地獄楽」
こっちはラストスパート。化け物デザインがよかった。最終回後に語りたい。 

「鴨乃橋ロンの禁断推理」天野明
天野明著。刑事が協力を仰いだのは有能なのだが探偵業を禁じられていた。彼は謎を解くと犯人を自殺させてしまう能力を持っているのだ。コメディ要素が高くて楽しい。ジャンプ+で連載始まり、一気に3作目まで読めた。週刊ペースではないけど結構ハイペース。

「テロール教授の怪しい授業」カルロ・ゼン、石田点著
ゼミに集まった学生達は誘った教授に「あなたたちはテロリスト予備軍です」と断じられる。エキセントリックと振り回される学生達。教授のテロリスト学はテロリストとの定義とは、どういう人達なのか、勧誘手口や目的や実習といたって真面目な考察。メディアで言われている説はほぼ覆される。既刊2巻。続きが楽しみ。カルロ・ゼン作、石田 点画。


「みつあみの神様」今日マチ子
海辺に1人暮らす少女の周囲の物たちが饒舌に語るショートショートファンタジーかと思ったら、2人きりの兄弟登場から不穏な雰囲気に。兄は壁に隔てられた学校に通ことになるがそこで残酷な秘密を見てしまう。ほのぼのした絵で語られる生と死の寓話というか。

ビリーバット
「キャラクター」なる菅田将暉さん主演映画が漫画家の話で長崎尚志さんが関わってるということで、浦沢直樹の「ビリーバット」を思い出したり。漫画家を巡る歴史と世界改変の壮大な話でまだアニメ化してない。ややこしい話でも浦沢直樹漫画だから事件ととキャラで謎を追っていく過程が面白くて読める。今からでも監督小島正幸・シリーズ構成浦畑達彦・制作マッドハウスでアニメ化を是非。今だと「あさドラ!の方のアニメ化は近いかな。でも浦沢漫画は『MONSTER』みたく謎が解かれてからの方がしやすい。