BLUE HUMAN

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ジャンプヒロアカ!と『逢魔ヶ刻動物園』

ジャンプヒロアカ!
かっちゃんとデクくんのやりとりが微笑ましいね。かなり本音も吐くようになったけど、まだかっちゃんは口に出す言葉と心の中が一致しないね。死柄木へもリベンジと言いつつ実はデク君に引き離されまいと焦っているようだね。言葉だけだと単純なキャラ、モノローグを入れると繊細なキャラになるという、かっちゃんのキャラクターはなかなか複雑。後半ではかっちゃんとデク君のピンチから相澤先生のピンチに。死柄木がどんなに危険な存在になっても、相澤先生の個性でゼロにされてしまう。個性キャンセラーは一番厄介なわけで。文ストの太宰さんしかり、とあるの上条君しかり。話的にも封じられそうな感。
『逢魔ヶ刻動物園』
堀越耕平著。のびのびにしてたけど、やっと読んだ。半獣人のキャラ造形がとても上手いね。トイトイとかヒロアカに出張してきたキャラや、映画1に出たタカヒロや、鯱人のサカマタ(ギャングオルカ)など。そのものではないけれど、ヒロアカに面影を残してるキャラもあり。館長は死柄木にシルエットが似てるし、イサナという鯨人だけど姿が荼毘に似てるキャラもいる。かっちゃんに似てるキャラはライオン人のシシドだけど、登場話ですぐに館長にデレた。正統派な人気出るタイプ腕白キャラね。語り手の女子は動物オタクなのでデク君ぽい。5巻にはヒロアカの元になった短編もあり。両方合わせてヒロアカに繋がるわけね。
後半はストーリーに苦心されたそうね。サーカス団は悪者キャラするかどうか迷ってた感。編集者と意見があわなかったとぶっちゃけてたし。なので勝手にどうすれば続いたかなと考えてみたり。結論から言うと「暗殺教室」みたいになれば続いたかもと思う。もともと館長は呪いを解きたい。敵のボスたちもその意味では被害者で、敵対する理由はない。彼らを仲間にしたり決別したりして、館長の過去と繋がる真の悪である敵と戦う。さらに呪いの意味と向き合い元凶と対峙する。さらに獣人が動物に戻るほろ苦い結末もありかな。往年のジャンプなら良くも悪くも多少の矛盾は構わずにどんどん話を大きくしてたね。
『逢魔ヶ刻動物園』の反省を踏まえて、長編でも最後まで展開を考えてないと難しいと学ばれ、ヒロアカの企画は最後まで考えてあるそうで。デク君のかっちゃんへの個性譲渡が結末のひとつということは、結末案はいくつかあるのかな。一度個性をなくしてしまうけど、また得るという「スーパーマン2」展開とかあるかな。