「おおきく振りかぶって」
ファミリー劇場で再放送。水島努監督なわけだけど「ハイキュー」に感じ似てると思ったらスタッフに「ハイキュー」の監督満仲勧さんが作画監督補にいた。というか谷口淳一郎さんとともに全編アクション作画担当と。印象近いはずだなあと思ったり。おお振りとハイキューとは漫画のほうは絵柄もプレイの描き方も違うけど。スポ根より群像青春部活モノなとこは近いかな。水島努監督はかなり大勢でもいける群像物が上手い希有な監督。特にアニメでは珍しい。ドラマや映画だと三谷幸喜やクドカンや時々とても上手い人はいるがそれでも多くはない。貴重な才能。キャラクターが等身大で健康的で柔らかい雰囲気で一生懸命なので結果的に好感が持てるというか。というわけでおおふり面白い。残念なのがアナログ地デジの切り替え期の弊害で画質があれなとこかな。
昨日1話目見てたら娘も楽しそうにみる。今日2話目。2話目は合宿の話。娘はモモカンが何かするたびにオオウケ。モモカン気に入った模様。部員たち大はしゃぎでもオオウケ。手を握ってねのところはそれはちがうだろうとか突っ込む娘。とても楽しそう。3話目も見たいと言う娘だけれど宿題後だと言うと大騒ぎ。
第22話池田成さん絵コンテ。第23話水島努さん絵コンテとかなり違って面白い。22話はモノローグは動かず止めてじっくりキャラを写しプレイは斜め切りの構図が多い。球場の遠景を描いたりマウンドに阿部君が駆け寄るシーンが全身で横の構図だったりスケール感を出してる感じ。第23話水島努さん絵コンテはモノローグでも人物は下からなめて映したりズームにしたり動きが止まることがあまりない。打てば手も写し塁に出れば足元も写しとカットが多い。アップのカット多く表情の変化も多彩。どちらも漫画からアニメらしく変換してる。漫画のその話数に球場の遠景はなく阿部君はすぐマウンド上に詰め寄ってたし大体全身の大コマだから細かい手足やアップのカットは多くないし。