「ガンダムage」フリット編視聴前の閑話休題。OPEDと脚本
OPEDメインスタッフ。それぞれ特徴ある。
フリット編 OP 絵コンテ・山口晋 演出・酒井和男、ED・長井龍雪。
アセム編 OP 絵コンテ・山口晋 演出・酒井和男、ED・長崎健司。
キオ編 OP 大張正己、ED 酒井和男。
三世代編 OP 山口晋、ED 長崎健司。
フリット編EDの長井龍雪さんはOPEDが「マギ」とかで上手い印象がある。女の子の多い「とある科学の超電磁砲」の監督だからか、エミリーのアクションがかわいいなと。ところでエミリーにも尻尾があったのね。アスノ家息子は髪の色だけでなく髪形も母と一緒だったか。
アセム編 ED・長崎健司さんは叙情的。大人フリット&チビアセムや学生生活のカットが良すぎて、本編を補う以上の効果が。長崎監督の作ったカットなのだろうけど。なぜ本編にないんだと思ってしまう。蹲り顔を上げるアセムもいい。三世代編 ED 長崎健司さん。壊れて流れるガンダムが綺麗。母親の変化も面白い。
キオ編 OP 大張正己さん。メカアクション率が高くてエフェクトも派手でかっこいい。キャラは三世代と敵と尺とってるくらいで他はラストカットくらいか。ふりきってて面白いなと。このあと叙情的なとこがある三世代OPがくるからメリハリがある感じ。
フリット編OP アセム編OPはともに絵コンテ・山口晋 演出・酒井和男。メカはかっこよくキャラはかわいい。アセム編のがメカ率が高いけど。単独のキオ編 ED 酒井和男さんはかなりイメージ的で黒っぽい色彩。主人公の内面描写が歴代EDテーマとすると最もダーク。
三世代編 OP 山口晋監督。全部盛りの素敵OP。写真で始まりかわいい子供時代の三世代が集合するシーンが好き。ラストの現在の三世代カットもいい。ウルフもルウも出てるし、VSバトルカットもかっこ良い。キオの変化がキオ編OP→ED→三世代OPかな。続き物みたいで上手い。
折角スタッフ調べたからついでのOPED感想。OPEDスタッフまとめデータみたいなのがなかなか見つからなくて。でもまとめて見るとそれぞれ個性的で面白い。長崎監督にはBFでもノスタルジックで感傷的なの期待してたなあ。EDのあの雰囲気の作品を。監督作品の「No.6」の第1話は個人的に宝物な名作。
脚本の話。
連続アニメは基本複数脚本でソロ脚本はたまにしかない。今季だと「境界の彼方」と「ガンダムBF」はソロ。
ドラマだと結構ある。大河、朝ドラはまずソロ。三谷幸喜、宮藤官九郎がソロオンリーなのはギミックに富んでて作家性が強すぎるからかな。
脚本「ガンダムW」隅沢克之、面出明美、千葉克彦、川瀬敏文、池田成監督の複数脚本。よりびっくりで面白いものを書こうと楽しく競作してたらしい。池田監督降板まで。奇抜だったわ確かに。懐かしの「ボトムズ」は自由度が高く、脚本家達が趣味に走ってたとかいう話。
脚本「ガンダムage」日野晃博、兵頭一歩、木村暢、中瀬理香、加藤陽一の複数脚本。てか、49話中共同脚本も含めると日野さん半分書いてる?ほぼ2回に一本。びっくり。他の脚本家の脚本も皆濃くて仕掛けがあるのでそこが競作なのか、皆尺不足で凝縮したからなのか。
脚本「相棒」複数脚本。脚本家で作風が違って好みに差が出ることも。古沢良太さんは冒頭のやり取りちょっと聞いただけで面白い。彼の脚本作を見たのがきっかけで今も相棒見てる。太田愛さんも犯人寄りの作風で面白い。しかし今シリーズで来るかなあ。2人とも。
脚本家は刺激をお互いに受けることでマンネリ化も防ぎより良い作品になるように思う。