BLUE HUMAN

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「ガンダムage」フリット編1〜3話視聴

ガンダムageフリット編1〜3話視聴
ノーラ編。冒頭はとってもlevel5。現在イナズマではマジUE物やってるわけだが。グルーデックが思いのほかイケメンだった。この頃からかわいいだけでなくかっこいいもいけたんだな。グルーデックがUE見て過呼吸になるとか芝居細かい。1話2話は絵コンテ山口晋監督。ガンダム起動してガッツポーズとかフリット元気。爺さんフリットは確かに地続きのキャラだった。敵はドラゴンに始まりドラゴンに終わる。新造ディーバ出港に始まりディーバ破壊で終わる。お母さんの遺言は運命をガンダムにだった。救世主になれはブルーザーの遺言。艦長目標はグルーデックでもフリットの髭はブルーザーか。グルーデックをフリットは慕ってたような確か。その辺も気をつけて見よう。目的のため手段を選ばないとことか。受け継いだよねと。フリット編もふたりの父親の構図だったのかな。イデオロギーとして復讐と救世主との。
2話の初登場時ユリンはヴェイガンだと思ってた。ユリンはかなりXラウンダー能力使いこなしてて優秀なナビなうえしっかりフリットの初恋描写あり。キオやアセムにはなかったなこういう恋描写。アセムとキオが顔赤らめたのは照れるときだし。フリットにとり彼女は最後に出るほど特別なわけだなと。age3の複座はこのナビ体験からか。爺さんっ子とかエミリーとウェンディの同じようなアクションとか。キオはフリットと冒頭似せてるけど全然違うね。キオ編は一件落着したのに不穏な印象だった。キオ編冒頭の派手なメカアクションに関してはフリット編冒頭のリベンジかなと。ヴェイガンMSがコアをかばったガンダムを見逃すのはアセム編ダウネスの時と同じイゼルカントの遠隔テレパシーだなと。彼の選民思想で自己犠牲的人間は残すべき人類の方。もしくは様子見のため。
当時個人的にガンダムなのかlevel5物なのかという線引きは果たして人が死ぬのかどうかだったなと。戦争物としてシビアか子供向けかと。ユリンが死んでガンダムだなと思った覚えが。まさかこの後かわいい女の子がどんどん出てはすぐ消えるとは予想外だったけど。今見るとブルーザーや他にも死んだ人いるし。でもユリンまでガンダムとは思わなかったなあ。なんでかと考えると。富野サプライズな死、が特にファーストにあって。それは名有りの非戦闘員や意外な女性の死。無作為に誰にでも訪れる死を描き戦争の残酷さを示してたかと。その意味で覚悟のある兵士の意義ある死は入らない。かっこいいから。ageでのレミの死は久々に驚いた。富野サプライズも今は慣れて先読めるけど。当時ショックだったな。子供みたいな強化人間もヒロインだから生きると思った昔。今は最終回で大殺戮だろうなみたいな。
フリットはぼっちだから自分の家族は欲しかっただろうなと。後にアセムにお前は家族を捨てたと怒るその中にはもちろん自分が含まれる。というかむしろ自分。でも父親を知らないから関わり方が息子相手にグルーデック。不器用。そこがいいんだが。フリットは感覚は普通の子のまま。普通の子といえばアセム編の湖での再会の場面。銃を向けるアセムとそれを見て先に向けた癖にショックを受けるゼハート。ファーストでアムロが敵にむかって撃つのを見て母親が驚くシーンと同じ。今は戦争だと。普通の子が変わったと示す瞬間なわけだなと。ここで顔に出るゼハート。結構感情に素直で自分に嘘をつけないヴェイガンの人達。それなのに自分に嘘をつくストレスは計り知れない。見えるものを見えない振りをする。見えない物を見えると思い込む。かたや延々と自分に嘘をつき続けるフリット。どちらにしろ嘘つき続けると身を滅ぼす可能性があるとラストで示される。デシルが出たときは成長しながら三世代の敵になるのかなと思ったな。でもかわいく泣いちゃうし違うかもと。再会時は魔中年でもお兄ちゃんと呼んでほしかったな。フリットの知る唯一のヴェイガンが子供では本人は恨めない。そのバックを憎むしかない。きっとものすごく悪者に違いないと。
3話の内にXラウンダーも出るし、イゼルカントの不自然な攻撃にも言及、手を広げコロニーを庇う構図、力を持つ者の責任の言葉、色々伏線が。「どうすればよかったんだよ」となる前のフリットは元気でまだ目標は明確でなくガンダムを使えば何かできると希望に溢れる段階。ブルーザーの元で自由で、グルーデックに会い目的を持ったフリットフリットの元で目的を持たされアセムに会い自由になるキオ。反対の構図。ウルフからアセムからキオへの直線の構図もあるし重層的で面白い。
45話でフリットが戦闘を確認しながらほっといたらアセムが隊列から離れて向かい、フリットは当たり前のように黙認するシーン。フリットにとって特務隊時代こんな風に痒いとこに手が届く役割をアセムが担ってたんだなと。でも今のアセムの思惑には気づかない素直さもフリット。ちょっと抜けてるところもフリットというか。フリットが登場から大人で司令からならアルグレアスみたく心酔してるキャラもいて普通。MOEがそうか。でもフリットは子供時代が描かれたから心酔して大丈夫?という。危うさがある方が面白い。総司令が主眼の話なのは新鮮かも。社長リアルか。1番上は船頭だからぶれたら下の大勢が動けない。押井守パトレイバーの中間管理職の視点もみたいのも珍しかったし。上には適度に従い部下には自己実現させつつ操り、自己の目的を果たすとか。中間管理職リアル。