「映画大好きポンポさん」「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」映画『日本沈没2020 劇場編集版-シズマヌキボウ-』「漁港の肉子ちゃん」映画『鹿の王 ユナと約束の旅』「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」
「映画大好きポンポさん」
噂通りの名作。主人公は映画の都・ニャリウッドの映画プロデューサーのポンポさんにより監督に抜擢され、初めての映画制作に奔走し夢中になる。半分弱がオリジナルで原作ではなかった編集の苦悩と成長が綴られ怒涛の山場に。クリエイターの苦悩と喜びが爽やか。監督平尾隆之。
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」富野由悠季の原作小説のアニメ映画。ハサウェイ主人公の「逆襲のシャア」の本当に地続きの続き。地球連邦政府の高官乗ったシャトルがマフティーを名乗る集団にハイジャックされるが。ハサウェイは大佐と不思議な女性に出会う。背景も作画もアクションも綺麗。
中盤のモビルスーツ市街戦に逃げ惑うシーンとラストの宇宙戦が素晴らしい。監督は村瀬修功。
ガウマン・ノビルが津田健次郎さんなのに娘の耳がチェック。「ガンダムAGE」でマジシャンズエイトのドール・フロスト役だったと対談で言ってて嬉しかった。
映画『日本沈没2020 劇場編集版-シズマヌキボウ-』
大地震で東京が壊滅。日本が沈没するという。主人公家族は避難民の仲間と共に西を目指すが、おかしな集団に関わったり、漂流、仲間の死と苦難が押し寄せる。
配信版の10話を映画の尺に再編集。次から次へと事件が起こり面白い。
「漁港の肉子ちゃん」
太めで天真爛漫な母親は漁港の町に流れ付き食堂を営んでいる。その小学生の娘の日常の話。顔芸の面白い少年との交流や女友達とクラスの諍いや好きな母親なのに恥じる気持ちと、揺れる様が細やかでみずみずしい。母親の過去の映像もいい。西加奈子原作。
母親演じる大竹しのぶの演技が凄い。暖かく多彩な表情豊かな声で生き生きしていて、俳優声優だと思わせない。さんまがどうしてもとスカウトした理由もわかる。娘は逆に淡々としてるけど対称的で良いかも。
ただ、母親151センチ67キロにしては太すぎかなー
映画『鹿の王 ユナと約束の旅』
戦士ヴァンは奴隷にされていたが、逃げ出し拾った幼女とともにある村に潜伏。彼のもとにに謎の病「黒狼熱(ミツツァル)」の治療法を求めて医師ホッサルがやってくる。キャラデザのせいかレトロアニメ的でもあり。上橋菜穂子原作は既読。
「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」
3作目。第2作『ANEMONE』から数年後、スカブコーラルの仮想世界の人々が現実に顕現し地球人類と対立する世界。大人になり普通の人間になったエウレカとアネモネが登場。エウレカとは新たな能力者アイリスを保護し逃亡する。画質はとてもいい。