BLUE HUMAN

碧天飛天のサイトです。版権イラスト・漫画・小説リのンクと雑記など。腐向けあてんしょん。無断転載禁止Reprint is prohibited

漫画の感想いろいろ

ゴールデンカムイ」最終31巻。
加筆30p余を楽しみにしてた。格闘マシマシは期待してたところ。どのバトルも加筆してた。びっくりさせられたのは最後の加筆4p。雑誌掲載時の分岐エンドみたいで読後感が変わって面白い。ゴールデンカムイ公式サイトで配布壁紙追加されてるね。iPhoneのロック画面が娘とおそろいの絵になりました。
金カム31巻。娘と一緒に一読してから加筆を雑誌掲載時と見比べ。エモエモしく足されてました。削りもあり。肉弾戦マシマシで江炉いとすらいえる。江炉でしょうね。
液状化するアシリパさんは泣いている心情表現ね。雑誌掲載時は気づかなかった。

チェンソーマン」
ジャンプ+で再開!首無し鶏から始まりもなかなかだったけど、田中脊髄剣のパンチ力たるや。癖のありすぎる女性キャラがほんと上手いなあ。支配の次は戦争の悪魔。吐き出すという目的。来週も楽しみ。

ちばてつや著『風のように』
NetGalleyで6編収録の短編集のいう力から短編2本を読む。「屋根裏の絵本書き」は著者の少年時代の自伝。戦時中満州国にいた頃に現地の知人に匿われていた話で、彼ら家族の生活をもっと読みたいと思わせるものがある。「風のように」は親を亡くし少女の家に居候する腕白な少年の話。著者らしい温かさとその奥にある戦中戦後の空気を感じる作品集。
「人馬」墨佳遼著
人馬なる半身半馬の種族の年代記。戦国の世で人馬は道具とされる時代、捕縛された主人公はそこで出会った腕のない人馬と逃げるが。その後の平和な時代の人馬の生き方、過去編と続く。
「トルソの僕ら」
鳥人や石人などとりどりの人外と人間の関わりを描く短編集。
最初に蝉法師を読んだけど、画力迫力凄い上手い。かつロマンがありエモい。
作者は元『モンスターハンスター』のデザインを担当されてたそうで。動物やキメラがイキイキとしてる。
近作「鉄界の戦士」もあり

「海が走るエンドロール 」たらちねジョン著。
夫に先立たれた65歳の妻は映画館で映像専攻の美大生に出会ったのを機に、映画制作を学ぶために美大に入学する。映像化の美大生や教授たちとの交流の日々。母も昔子育て後に大学行ってたなと思い出す。単位のある入学じゃなく社会人枠みたいなの

『星旅少年 1』坂月さかな著
星々を訪ねて放浪する少年の旅。トビアスの木により住民が眠ってしまった「まどろみの星」の文化を記録する会社の一員であり、 訪れた星の人々や同僚との交流、トビアスの木や少年本人の秘密など、優しいエピソードが紡がれる。星の王子様や銀河鉄道999を思わせる懐かしく美しいファンタジックなSF世界が心地よい。

「虎鶫 とらつぐみ -TSUGUMI PROJECT-」
ippatu著。放射能に汚染され荒廃した「旧日本」に無実の罪で死刑囚となった主人公は免罪を条件に極秘任務につく。期限は1年。そこで彼は半鳥の少女や行動を巨体の半獣女たちと行動を共にし、様々な部族と出会う。フランスデビューの逆輸入漫画。異形のが魅力
週刊少年ジャンプとJUMP+で始まった新連載が両方とも共通してショタ。しかし設定が尖ってる。
「人造人間100」はいきなりケレン味と師の松井先生譲りの洒落たユーモアがよいね
「ケモノクニ」人間が獣人の奴隷という、なろう逆張り。作者何回か連載経験があるから絵がこなれてるね

「クジマ歌えば家ほろろ」紺野アキラ著
主人公はロシアから来たという変な鳥的生物クジマを家に連れてくる。受験に失敗した兄を気遣い緊張した家の空気が、マイペースなクジマのおかげで次第にほのぼのしてゆく。独特な絵がいい

「#DRCL midnight children」坂本眞一
19世紀イギリスで寄宿学校の主人公の女生徒含む生徒たち5人は吸血鬼ドラキュラを目撃。彼らの中心である美少年が奇行に走り校内に異変。しかしヘルシング教師が新任教師として学校を訪れる。絵が美麗なのにキャラのアクが強いのが作者らしくていい

ABARA 」弐瓶 勉著
異形に変身する主人公・駆動電次が同じく変身する女性・那由多と戦う。説明ほぼなくSF用語が飛び交うが、迫力あるバトルと退廃的な街が描きたいものだろうなと。

「ブラックナイトパレード」中村光著。
悪い子に嫌なプレゼントを配るブラックサンタにスカウトされた主人公は絶妙に嫌なプレゼントを思いつく才能があり。
最近はサンタ達の過去から繋がるシリアスな話になってる。

アトム ザ・ビギニング
17巻でロボットの反乱に決着。とりあえず第一部完だったようで。ロボットに意識、ブルーの登場とアトム前というよりもうアトムでした。2部はアトムの時間軸かな。というか、今はアトムの時代よりもう未来だね

ハンターハンター不定期に。
長期休みでなくて定期なのは嬉しいけれど
毎週読めたのは贅沢だったなあ