BLUE HUMAN

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「君の名は。」

君の名は。
男女高校生入れ替わり。過去の災害を防ぐが改変の云々は不問のソフトSF。最近の解釈ならパラレル分岐だが、一般的にはどうでもいいところかな。気になっちゃうけどな。知ってる場所が背景で出てくるのはやはり面白いね。新海誠監督。キャラデザ田中将賀作監安藤雅司、P川村元気。劇中で歌入り挿入歌5回は過多。インストルメンタルのBGMならいいが。挿入歌は山場で1回が一番効果的では。エンタメど真ん中を目指したそうだが、その割には?と思うとこもあり。視聴者の感情はエピで盛り上げるものだが、感情を歌で高めようとしてる風。いつ惚れた?音楽じゃなく脚本で具体的エピソードででそれを示すべきでは。ベタだけど、主人公たちが互いをハンサムやかわいいとか思ったり、鏡にキスしたりすれば伝わった。ほんの少しのエピで観客に感情を共有させるのが脚本のテクニックではと。音楽は感情を喚起するツールだけど、頼りすぎるのは映画としてどうかと思ったり。ほぼPV。主人公がヒロインのおっぱいが好きなのはよくわかったが。冒頭の朗読が新海監督らしい。
最近ライトSFが流行ってるね。SF考証の理屈抜きで「サイエンスフィクション」より、「少し不思議」寄りのSF。SF好きの西洋では通用しないかもだけど、東洋ではそのままいけるのかもね。