BLUE HUMAN

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「ガンダムage」41〜44話視聴

ガンダムage」41〜44話見る。
1回で終わらない中ボス戦ムーンベース編の目的として。Xラウンダー能力再定義かなと。スーパーパイロットが強さで圧倒してたりするし。復讐のための強さでなく、先読みではなく何か。ということで共鳴能力の登場。ここでは駄目な方に出た。でも最終回ではいい方に使われる。ムーンベースは最終回のXラウンダーの一斉思念共有の布石かと。最終回でキオがフリットに見せた思念は多分その場のXラウンダー全員に見えたはず。フリットの苦悩も改心も一斉送信。敵味方皆が一斉受信。もう丸裸。素直じゃないフリットが初めてしかも大勢に本心晒したシーン。だからフリットの呼びかけにヴェイガン側も答えたわけねと。でもって当然ムーンベースと同様、アセムには見えてないんだろうねと。
44話の家族会議。世代間の戦争間の違いがageの持ち味ということで。思いおこせば東西冷戦は終わらず、均衡を保つのがベストと思ってたし、ベルリンの壁が崩れるなんて想像もしなかったなと。人間、今ある情勢が唯一と思ってしまうというか。でも東西冷戦は終わり、ベルリンの壁も崩れたわけで。永遠はないんだなと。キオの理想は絵空事とはいえない。願えば叶うわけではないが願わなければ叶わないのは確か。ベルリンの壁を崩したのはほんの誤解がきっかけらしい。願いの叶うチャンスを伺うことが大事かと。
それはそうと家族会議。フリット、わざわざ捕虜を殺せとアセムの前で言うかと。できるわけないことだし。総司令官になりまた立場が偉くなったのをちょっと息子の前で見せてみた感じ。過激さを息子にアピールしてみた感じ。ちょっとかわいいような。でも怒らせて喧嘩になったけど。本放送時は私もフリットはマジだと思ったけど見直すとみんな虚勢に見える。ヴェイガンの悲しい事情がわかるにつれ自分を鼓舞しないと信念が折れそうになってたのかも。あと息子にずっと突張りっぱなしなのは父親だからかなと。
ムーンベースの闘いでは思った以上に色んなことが起こっていたので大変。まず意外にジラードの話自体は面白かった。過去のジラードはかわいいしそれを踏まえた暴走ジラードもいい感じ。中ボスにしてはやはり脆いけど。41話の回想はキオ、フラム2回、アセム、と4回は多いかな。でもアセムのダウネス回想は必要だったようで。ジラードの最期でゼハートがお前は戦士だと言葉を送っている。ダウネスでアセムに言ったのと同じ言葉。ジラードは有能でもたかがテストパイロット。私情で戦場に出てきたに過ぎず、ゼハートにとり当時のアセムと同じく到底戦士ではなかったと。ジラードの最期に出てきても部下でもないジラードにとってはさほど感慨もない。ゼハートの方が私情に走った未熟な連邦軍の兵士というテンプレに対し言いたいことがあった。それがアセムに言ったのと同じ言葉になったと。「ああはいくまいな」とアセムには思い出のダウネスがゼハートにとっては最近でその時の感情も続いてる。シド戦での共闘への布石のためにもダウネス引きずった、もしくは思い出したゼハートの心情描いておいたかと。なぜいきなりジラードの夢枕に出れたかといえばあの時点でゼハートの機体半壊してたので、瞬間的に意識不明だったからかも。臨死体験の共有みたいな感じで。
一見不自然なものが散りばめられてるので、本放送ではなんでダウネス回想?なんで夢枕がゼハート?ととまどった。スパイス多すぎて隠し味になってないんだなあ。わかる人はわかるけど普通にスルーもできる塩梅が丁度いいのだけど。引っかかってスルーできないという。
でも私情に走るのはゼハートも結局同じ。アセムに体当たり錐揉み落下はゼイドラキック並のやり過ぎ感で楽しいけど。あれは対決するため主戦場から離れるのが一応目的だったようで。本来合流して2対2で闘うべき場面だけど。1対1でどっちも相手とのお喋りライバル戦でテンション高くて面白いけどね。
フラムによるゼハートの死の予知はジラードをかばったシーンしかないなと。フラグがどう回避されたのか。全ビットが無差別に襲う中、キオとフリットを案じジラードを狙うアセム。ジラードを庇いアセムのランサーに刺されビットにも撃たれ機体半壊するゼハート。ここでも刺されどころ次第では死んでたが。ランサーでは致命傷は避けられても、もし機体が動けるくらい無事で、今度はフリットの前に出たらまず撃たれたら死んでたかと。その後キオが止めなきゃ司令官を消すチャンスだしフリットはとどめ刺してる。死亡予告出るくらいには割と紙一重。でもフラグは引き伸ばされただけとも。
フリットはビットがキオを狙ったからジラードを撃ったのね。ビットではなくジラードを撃ったのはアセムの行動を見たからかと。その辺、相手を戦士だと認めると、守るためだとアセムは容赦ない。フリットも元凶を破壊すればいいとはわかってたはず。ギリギリまで躊躇してたかと。でもジラードに引導を渡すのはフリットでないといけないなと。ジラードの復讐心を本当に理解してるのはフリットだけ。あの人を返してとかわかりあいたくないとか彼女の言葉はフリットの映し鏡ともみえる。フリットだから彼女の復讐心まで継ぐ。犬死にならない。戦った相手の意思を継ぐのは王道。そしてフリットはよりブラック化するわけだ。あの人を返してはフリットの憎しみの原点。フリットの憎しみの根っこが悲しみだと改めてわかる。
セムのゼハート説得の段階。はじめゼハートは「耳を貸すことはない」と聞く耳持たない。そのあとは「黙れ」と心当たりがあり聞きたくない感じ。調べてイゼルカントに問いただす。アセムが「それでも言う」とアンカーで捕まえてまで懸命に言った甲斐はあった。結果はともかく。ゼハートの忠誠は古風な義理人情にも見える。大坂の陣で不利な豊臣方についた石田三成とか加藤清正とかそれこそ小姓あがりで。ついヴェイガンの服装が陣羽織にみたり。MOEは理由はちょっと違う。
今までの筋のおさらい。元々月が目的地だったのが道中キオ誘拐で足止めされてるうち月が占領されてると発覚。ガンダムで陽動、セリックがフリットの案の裏を読み別働隊で基地制圧。とずっと続いてるのね。セリックの交渉は籠城戦の決着らしくていいね。あそこで福官のフラムが出撃せず残ってればまた違ったかも知れない。