BLUE HUMAN

碧天飛天のサイトです。版権イラスト・漫画・小説リのンクと雑記など。腐向けあてんしょん。無断転載禁止Reprint is prohibited

アニメ洋画

「ミッチェル家とマシンの反乱」
AIの反乱が勃発。生き延びたのはドライブ中家族だけ、とポンコツロボットと犬。人類がロケットで打ち出される前に救うことに。父親と娘の不和と和解というスパイスふりかけつつ、AI相手ならではの戦い方やいろんなロボット達が面白い。つけたら娘も見てた。
ただ、あくまで個人的にだけどアメリカ映画特有のナレ生い立ちがね。判で押したように似通ってるし必要なのかなあと。これを様式美というべきか。ドライブ出発からいきなり始まっても良さげだが。大事なアイテムは回想で出たし。その後が面白いだけに。

「マッドゴッド」
地底に降りた男の地獄巡りの悪夢のようなアニメ映画。コマどりアニメと実写で台詞はなくグロい怪物や無機生物の捕食や搾取や残酷さ、不気味な雰囲気を見る感じ。ブルーノ・シュルツの「ストリート・オブ・クロコダイル」とかヤン・シュヴァンクマイエル「アリス Alice」とか思い出す。監督は現在も活躍するSWなどで有名なストップモーションアニメーターのフィル・ティペット
ドキュメンタリー映画フィル・ティペット 狂気と怪物たち」とセットみたいな感じ。「マッド」は棚上げ企画を若手が見つけて再開したという。若手が師匠の創った憧れの模型を嬉々として撮影するエピソードも微笑ましい。でも奥さんにとってはわけわかんないとぶった切ってるのも微笑ましい。

「カラミティ」
開拓時代のアメリカ西部。お転婆な少女のマーサ・ジェーンのいる幌馬車隊は旅の途中で騎兵隊のサムソン少尉と名乗る男性と出会う。しかし彼は金品を盗んで失踪し、彼と仲良くなったマーサ・ジェーンが疑われる。彼女はぬれぎぬを晴らすため単独で探索に乗り出す。レミ・シャイエ監督。
娘も一緒に見ていて主線のない絵が「風のタクトみたいだね」と引き込まれていた。幌馬車隊の意地悪ばかりしていた少年が実は彼女を好きだったと出て「やっぱりな」と。ラストにガンマンにならなかったのであれ?と。フランスは等身大の女性や都合よく動かない男たちや自立した婦人が魅力的。