BLUE HUMAN

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亜人

亜人
ネタバレ娘が楽しみにしてるのであえて原作毎日1冊購入。一気には読ませないぞと。今日は6巻。通して読むと雑誌で読んでた時と印象が違うなと。1巻の海斗との逃走劇はその後の圭の行動に影響しているなと。海斗に恩を感じ嫌われたくないから命がけで人を救ったわけで。人を傷つけることに臆する圭に対し海斗は敵には容赦のなく、海斗の示した田舎の隠遁生活を実践したりと。サイコパス的冷徹さと反する義理堅さが同居する複雑さ。海斗を踏まえると矛盾して見える考えと行動が割と納得できたんだなと。
中野と海斗も雑誌読みでは似たタイプかと思ってたけどかなり違うなと。名前を言ってしまうエピソードでも真逆。海斗は名前を言うなと圭に言うのに、中野はうっかり言う。中野は間が抜けてるのでボケツッコミ漫才が面白く。海斗は実際的な頭が切れるようで圭が海斗と友達だったのもなるほどとうなづけたり。
中村真也のエピソードは別れずにあのまま海斗と圭が逃亡していたらいずれ海斗は犠牲になったというifにも見えたり。現在人間と共闘している時なら協力できる可能性はあるぞという。刑務所のエピソードはこれからの展開にこうなるね的。おそらく再会あるねと期待。構成なるほどと。
アニメで圭がいなくなって落ち込む海斗のシーンは原作見たらなかった。アニメオリジナルでいい感じにウェットになってた。
IBMの呟きに「そんなむかしのこと言わないでくれよ」という圭は原作の方がいい感じにウェットだった。アニメだとIBMの「かわいそうだから構ってやってただけ」というセリフがじっと前に既出で効果が半減。