BLUE HUMAN

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『神さまの言うとおり』とブルーロック

神さまの言うとおり弐』
金城宗幸原作・藤村緋二作画。全21巻。試練なる不条理なデスゲームに参加させられた主人公が同じく参加者とともにサバイバル。だるまさん、ジャンケン、ケンケンパーなど子供の遊びを模した試練を知恵とズルで切り抜ける。続々と濃いキャラが出るが基本は明石&丑三の2人。男性漫画家が描くとBLのノリが明るいね。
この明石と相棒丑三の奇妙な友情が実に面白い。相棒の好意に対しパワフルな信頼で返す男前な乗りがよいね。後半で第一部のキャラ高畑&天谷が登場して未完だった第一部の物語を一緒に完結。サイコパス天谷も面白いキャラ。後半は凄い情念の世界で画質も良く失速することなく完結。明石と天谷のガチ殴り合いの中で天谷が高畑への思いに気づくというエモさ。男性漫画家が描くとBLのノリが濃いね。以前に見た三池映画版も面白かった。血が花弁になってたけど。原作の第壱部が下敷きでも後半変えてるようで。後で第壱部も読んだけど、天谷がやばすぎるのと途中で終わってるのラスト補完の必要があった感じ。
「ブルーロック」と同じ原作者なので主人公像が共通するスピリット。口の悪さパワフルさ、魅力的なキャラが多くてその組み合わせも面白い。第一部は主人公以外でもメンバー内でペアが多いね。

高銀は最終回迎えた後でも伸びるポテンシャルがありますよね。なにせ最終章が最大級に盛り上がった。銀さんの相手は土方さんだと豪語していた娘が高杉もありだねとなったくらい
ただ、娘はやはり攻守逆。惜しい
攻守逆でもカプ萌えしてくれるなら喜ばしいことで