BLUE HUMAN

碧天飛天のサイトです。版権イラスト・漫画・小説リのンクと雑記など。腐向けあてんしょん。無断転載禁止Reprint is prohibited

海賊の子とBLSF

海賊の子とBLSF
最近はすぐ手に入らなくなるから図書館で読んだけど購入した「海賊の子」。ガチSFとBL趣味の世界の混合は萩尾望都竹宮恵子を彷彿とさせる。巨匠小松左京も名作「星殺し」でBL書いてたしとか。懐かしくもあり。今はSFとBL趣味は両立しづらい感。SF好きにはBL趣味の部分が邪魔で、BL好きにはSFの部分が邪魔かもと。ジェンダーが揺らぐ異世界感がいいと思うんだけど。私は好物だけど、BLガチSFは需要が多くはないかも。
ちなみに3部作だけど「戦いの子」「艦長の子」は普通なので1回読めば十分なので。でも2部までのBL趣味なしSF路線のみの作風なら以後も早川から続刊出たかもね。
手塚治虫だとメタモルフォーゼな異世界で人外とのカップルのあり。押井守なら身体と精神と夢の異世界で存在不明の精神カップルもあり。ティプトリール・グィンも価値観や在り方の異なる性的異世界がある。異世界感覚はSFならではのもので。なかでもジェンダーは身近な分異化感覚も伝わりやすい。ただ、多数派の欲求に沿ってはいないかな。
シドニア」は折角巨大なつむぎを彼女に選んだのにラストで普通サイズになってがっかりしたけど。巨人とのカップルのが浪漫だしあの世界なら子供も作れそうだし。SFなんだし異世界での可能性を見たかった。でも多数派は普通の男女がお望みなんだろうなと。

亜人
ところで、作者別名義G-10(GGGGGGGGGG)で別ジャンル漫画描いてたと公言かな。女の子かわいい作家って大体そうね。大暮維人は別ジャンルもPN同じだし、山本直樹森山塔)はどっちも作風同じだし。
ソーマの佐伯俊(Tosh)は隠し気味だが。WJだからかな。もう別ジャンルに戻るつもりないからかな。BL作家は昔は隠してる人もいたけど最近皆隠してないし両輪続ける人もいるし。隠さなくてもいいと思わないでもない。