BLUE HUMAN

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俺ガイルと学糾法廷

「俺ガイル」
クリスマス会最終回。ナチュラルな感じだったけど、ものすごい勢いで話が進んだような。歌に乗せてクリスマスパーティー、年始、歌に乗せて2人でお買い物。家族とご対面。色々ありすぎだけどクリスマスの不穏な会話からご対面と葉山で始まり葉山で締めてるせいか纏まってる感じ。いろはすの告白を断りその理由を比企谷に察しろと言い、さらに劣等感の告白までする葉山。でもってラストにその劣等感の一端と思われる人物たち勢ぞろいと。
進路を隠す葉山を巡る話。葉山の謎かけに陽乃の謎かけ。マラソン大会での葉山との対話。思惑を見抜き解決法を提示するも人間心理は複雑なもので。とりあえず決着的な。アニメではモノローグほぼないけど原作では多そうな感が。雪乃とぶつかっていた三浦の依頼で葉山グループ攻略の趣かな。
葉山は恋人を作りたくないが気は持たせたいし傷つけたくない嫌われたくない上辺で仲間と仲良くして頼られたい。おそらく仲間は彼にとって居心地のいい逃避先でそんな本心をばれたくない。しかし比企谷には自分のエゴを見抜いてほしい批評してほしい。比企谷に劣等感を感じて苦しくても逃げたくない。自分が認めるように比企谷に認められる存在になり並び立ちたい。嫌われ傷つけるような本音も吐きたい。そんな風なややこしい思いをもっている感じかな。思春期の潔癖さだね。
偽物でもいいじゃないかと思おうとしても。偽物の意義を認められても。だが本物はいかに周囲を揺さぶることか。それは偽物には真似のできないことであったり。偽物の目的は本物の模倣と停滞。偽物は雪乃の台詞のように何も生み出さない何も得られない何も与えないもの。

「学糾法廷」
最終回前終了は変だと思ったけど、この犯人だから本誌でストップか。はじめから予想できたかと。ジャンプ以外ならいけたかも。学級虐殺自体はなるたるデッドマンワンダーランドでも悪の教典でもある。犯人は誰であっても人間だとジャンプではまずい気がする。作中の予定はリアル予定かな。WJに対するこの感覚が3大週刊少年誌で唯一推理物が育たない原因だったりするのかも。ファンタジーな殺伐はいいが現実的な殺伐は望まないというか。何だろう。