BLUE HUMAN

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「戦いの子」と「霊応ゲーム」復刊

「戦いの子」カリン・ロワチー著。
3部作の1冊目。異星人と戦争中の未来。幼い主人公ジョスの船は宇宙海賊に襲われ彼は船長に囲われるが逃亡し異星人に協力する一派に助けられる。師のニコの元で成長するが地球と和平を望む彼の命でスパイとして軍のアザーコン艦長の船に潜入する。同僚や信頼を得てゆくが心は孤独。艦長や同僚に緊張し再会した幼馴染エヴァンにも警戒し師の目的にも疑いを感じつつ孤独な戦い中で成長する。暴力描写や精神的な追い詰め方が半端ない作風はいい。
3冊目から読んだけど大丈夫。でも3冊目のが主人公は好みね。1冊目から作者のBL趣味が垣間見える。美形主人公に周囲も美男子。同じ海賊の囲い者だった過去を持つ厳しいが部下思いの艦長、幼馴染への性的な微妙な警戒、爽やかな上司ドーアとの友情、信頼してないと怒る同僚との軋轢。師への思慕と決別。かつ女子の扱いの酷さがなるほどBLらしいとも。

一派の中の海賊と結ぶ裏切者達の存在。主人公は仲間の助命のため正体を明るみに。海賊船長の凌辱と決着。師と艦長は協力。和平の道筋。主人公は師でなく仲間のいる船に戻る。主人公は素直に周りを信頼するようになりと綺麗にまとまり。苦労してこそ報われる。


「霊応ゲーム」
復刊されるようで。表紙は中村明日美子さんかしら?今風のイラストで本気モードでいいね。人により色々解釈がありそうな奥深い話だと。煽り文句と違い、ある意味信頼できない語り手ジャンルの推理ものとして私は解釈したけど。