BLUE HUMAN

碧天飛天のサイトです。腐向けあてんしょん。イラスト・漫画・小説と雑記など。無断転載禁止Reprint is prohibited

深見真と森崎ビンゴと銀魂ネーム本

「ライフルバード機動隊狙撃手」深見真著。
主人公が狙撃した奇妙な銀行強盗達は偽名で村人ごと消えた謎の村の出身。その娘と主人公達は真相を追うが、保護された強盗の生き残りも狙撃される。主人公と公安刑事との交流と会話がいい。後半は米軍狙撃手との手の内を探り合う頭脳戦のような対決がいい。狙撃の克明な心理描写や匍匐前進の場面は珍しい。巨獣ベヘモットやニムロドの挿話とか雰囲気に神話的なものが。物語に普遍性を持たせる意味もあるか。タフで繊細な主人公像。銃器や暴力描写に神話や聖書の引用、組織や犯罪の知識。サイコパスで協力してるけどIGとの相性いいかも。ヒール好きとしては敵の狙撃手はとても好みだったり。ある意味自由になり望んだのが主人公との対決とか。心の中で会ったこともない主人公に語りかける情の濃い感じとか。いいね。

「ブラッドバス」深見真著。
深見真著。主人公は親友からのメールで中国に行くがそれは偽メール。連続射殺事件に巻き込まれた彼らは地元勢力の大抗争を勃発する。事件の裏の企みとは。バイオレンス描写が克明。暴力衝動を止められない欠落した主人公、恩人でもある親友、親友を慕う弟分。3人の関係は爽やか。主人公と白人傭兵との対決の決着場面、人の顔が動物に見える敵ボスに主人公だけが人の顔に見えて喜ぶ場面が切なくて良い。わかり合うことや思われることと、救われることは違うようで。親友もまともで自分とは違う。孤独に喘ぐ主人公の前に同類の破滅型の傭兵と主人公に惹かれるボスが現れる。彼らとならありのままでいられ寄り添え孤独ではなくなる。だが主人公は手の届かぬ憧れを守り孤独を選ぶ。情と孤独の天秤の構図がいい。

PSYCHO-PASS サイコパス (上)(下)』 深見真著。脚本が元だから多少ト書きみたいなとこもあるね。書き足しエピソードの下巻冒頭の佐々山いいねえ。野蛮人だけど仲間には優しいとこもある。切れる狡噛、キレる宜野座、野人佐々山のサイコパスもいいなと思ったり。ルーティンワークで佐々山死ぬまでの間なら話はいくらでも可能じゃないかなあ。佐々山の話が「PSYCHO-PASS サイコパス/ゼロ 名前のない怪物」高羽彩著ね。人物解釈がちと違うとか。読んでみようかな。深見真さんの小説はさすがアニメのまんまのイメージなのでそっちでも読んでみたいのは変わらないけど。読了。アニメの補完もできた。宜野座は狡噛との学生時代書き足し。宜野座は初めから意識してて片思い的。あと心情描写の書き足しあったかな?彼はアニメでも焦燥感がよく描写されてたのでわからない。縢の腕白ぶりと六合塚の百合の書き足しも面白い。ドミネーター工場の話は端折り。冲方丁さん参加のアニメ2期は未来か過去かどっちかな。

この恋と、その未来。 -一年目 春-」森橋ビンゴ著。
森橋ビンゴ著。シリーズ1作目高校の寮で少年は男子として入学した性同一性障害の女子と同室に。女性家族故に女性には夢を持たず臆する少年だが、心は男の彼女の身体に異性を感じ惑う。惹かれるのは相手の心か体か。少年の微妙な友情と片思い。青春らしい。イラストではかわいいけど女ぽくて全然男子に見えるような感じじゃないのが残念。


空知英秋ネーム本&そこから起こしたアニメコミックス 劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ
買ってきたら娘に奪われ。一緒に見比べようよと言うので見る。ネーム本見てた娘が途中からアニメ本と交換してと。欄外にアニメスタッフおまかせの印を見つけては大ウケ。上手くページ合わせてるなあ。
ジャスタウェイ有馬記念で引退のニュースが。アニメ銀魂に続きジャスタウェイもなのね。劇場版銀魂の如く有終の美を飾ってほしいもの。