BLUE HUMAN

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劇場版蒼の祓魔師とまどかマギガ総集編

劇場版「青の祓魔師
街の詳しい様子や祭とかは多分原作で描かれそうにないからいい目の付け所。ちと「イノセンス」ぽいけどね。うさまろは可愛いし、原作にあった電車の怪物の話が冒頭にあるのもいい。孤独な悪魔の絵本は「MONSTER」の「名前のない怪物」の絵本を思いだしたり。うさまろの忘れさせる表現も不気味で良いと思う。ただ、その能力のメカニズムがはっきりしない。時を食うって、時間を切り取ってしまうのか、個人の記憶操作なのか、概念を消すのか。なんか忘れたはずの人々はしれっと思い出してるし。ラストは祭の期間を切り取ってる?みたいだし。話の都合か。ラストは時空間を食うって説明してたけど、それまでの能力と違っていきなりだし。皆の記憶から消えるラストにしたかったんだろうけど。悲しい記憶も嬉しい記憶も大切だと言う燐の言からちとズレたような。一人を残して皆が忘れちゃうラストって「まどかマギガ」と一緒だからインパクトないってのもマイナスだったかな。でもラストの締め以外は楽しく見たから良いかと。

魔法少女まどかマギガ総集編」
TBSで夜中に総集編の前編放映。後編はこれから。前説で44分後に例のシーンがあると宣伝してくれたので旦那も見始める。一人目の魔女出なかったなあ。総集編だから省かれたか。冒頭にあったまどかの夢はなんで省いたのかな。全部見たらわかるか。後編の途中まで見てる。旦那は初見で段々真剣に。娘は本放送を一緒に見てたので時々ネタバレ。前編の後半からのさやかの失恋の苦悩と暴走は痛々しいけど盛り上がる。杏子との関係がクローズアップされてるのがいい。テレビ版より杏子がさやかと心中する理由が伝わる。杏子とさやかはともに人の願いを叶える為に人でない者になり、なのにその人に裏切られている。同じ痛みを共有する対の者として杏子がシンパシーを感じていて、さやかもそれを理解はしている。心中に至る杏子の心境がわかりやすい。新規作画はなさげ。構成のおかげか。杏子がさやかと心中するシーンで泣ける。さやかが魔女化する前に絶望を吐露するとこも泣けたけど。一気に見せられるとくるね。ラストまで家族で見る。ラストのオチよくわからないとの旦那と娘。全ての魔女をなくすのが願いだから、最後に魔女化した自分さえも例外ではなく、その願いを叶えにきたとの解釈だよね。多分。最後のまどかがどこから来たのか不明なのがタイムパラドックス的。