BLUE HUMAN

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ガンダムageとビルドファイターズ

ガンダムage
考察が楽しい作品みたいだね。ゲーム会社らしいというか。当時、同時期の大河「平清盛」と何故か似てると思ってたの思い出した。「平清盛」は伏線やリフレインや映像、脚本に仕掛けが多くて考察が面白かった。今思えばドラマの作り方が同じタイプだったか。でもって「ガンダムage」「平清盛」ともに三代の話。偉大な父、ライバルのいる二代目、革新の三代目。大量のイベントこなすのと伏線の回収もあるせいで話が駆け足。なので人間関係が描写がギリギリ。不思議なことにその割りには魅力的なキャラクターが多い。愚かな人物ほど愛しいという。がっちり構築してるから一つ崩すならいっぱい作り直しになるから動かせない。「ガンダムage」でアセム編を増やすなら伏線になりそうで回収も必要になる。「平清盛」ですごく面白そうだった最終回の 平家の最後。これを長くするには前にがっつり伏線が必要になる。パズルピースみたいなもの。伏線張りと回収がうまいのは虚淵玄とかクドカンとか。彼らは台詞が個性的で饒舌な気がする。情報量が多い割りに駆け足にはならないのはそのせいかな。大枠を作り後はスタッフにおまかせな郄橋良輔監督もいる。脚本の台詞単位で緻密に構成するタイプもいると。
あまちゃん」も伏線がいっぱいだった。うまいのはそれを伏線と気づかせないところ。小ネタや性格付けかとおもわせて面白おかしく表現。小ネタ中に伏線が混じってる。伏線が回収された時にこのためだったのか!と驚く。ドラマに伏線は必要かといえば好き好きかな。でも嵌れば場面の印象は倍増するね。逆に、もう一度見返した時に、ここに伏線があったのかと気づくのも面白い。作り手の仕掛けを解くパズル的な楽しみ。暗喩とか象徴とかもね。どれも狙いのシーンを効果的に感じさせる方法。さらに繰り返し見る楽しみにも繋がる。色んな意味を仕込んで仕掛けを作るのは楽しいんだよね。
00とageは同じ千葉道徳キャラデザだから絵は似てるけど、個人的に萌え度が違った。00はキャラ萌えゼロで総集編のMSバトル萌え。ageはキャラ萌え。前半はウルフ、後半はゼハートで1年ついて行けると。女の子キャラも色とりどりでかわいいし。キャラ原案の長野拓造の力かな。シルエットでも誰か分かるバリエーションの多さがキャラクターデザインでは必要か。服装でも髪型でも。漫画ではそれは必ずしも必要ではないし。同じタイプ同じ顔ばかりでもいいし。

追記「ガンダムage
終戦はゲームが完成版なのかな。ゼラ戦、シド戦、フリット改心ヴェイガンと協力して要塞解体、ゼラシド合体、両軍でフルボッコ、ゼラ救出、銅像と王道。アニメの尺に余裕があればこの順番でいけたかな。EDはほぼフリット編。アセム編少な!絵コンテに長崎健司・角田一樹の名が。ムービー部分かな。最終戦後の最期のゼハートのXラウンダー空間はアセムは感知出来てないのか。アセムはXラウンダーじゃないから共鳴出来ない。でもアセム以外の他のXラウンダーの人達には見えるというシュールなシーンだったのかと。MOEでは直接会話してたから大丈夫だけど。

ガンダムビルドファイターズ
会話が面白いしギャグ顔も多いので、娘の掴みはバッチリかな。楽しく見てたから。長崎健司監督だし期待通り謎の少年と主人公のコンビがやばい。今後娘と見て大丈夫かな。謎の少年を宇宙人?と娘。ガンプラウォーズがマジウォーズになる伏線?色んな意味で楽しみ。
キャラ原案ヤスダスズヒトといえば「デュラララ!」。今期「夜桜四重奏」、前期は「デビルサバイバー」とヤスダスズヒト関連作が続くから比較も楽しい。今のとこ絵の再現率は「デビルサバイバー」が1番かな。ヤスダスズヒト再現度では「夜桜四重奏」はほぼりょーちも寄りかな。「ガンダムビルドファイターズ」は主人公とヒロインはぽい感じかな。色彩は遠いけど。