BLUE HUMAN

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「月魚」「白いへび眠る島」

「月魚」三浦しをん著。
読み始め。BLっぽい作品だと聞いてたが確かに。冒頭から主人公たちの関係が危ういねえ。幼馴染で初対面からお互いときめいてるし。気持ちを測る駆け引きまでしてる。「船を編む」がピンとこなかったけど、あれは本気出してないだけか、萌えを封印してたんだな。読了。うっすら親友ではなくばっちり恋愛物。古本屋の華奢な青年とせどり屋の幼馴染のまどろっこしい関係が美味しい。幼馴染は古本屋の青年の父の失踪に関係して罪の意識を持っている。青年はそのことで幼馴染が自分に持つ負い目を知っている。しかし互いにそれを関わる理由にしているだけ。その2人の関係の原因になった父親に再会し、2人の関係が変わる余韻を残して幕。古本屋の薀蓄はドラマ「ビブリオ古書堂」のお陰でわかるところもある。2人の学校時代の短編も収録。女性はできすぎてて魅力はないな。役割のための配置。男性が魅力的だから構わない。
エッセイで「月魚」の同人誌を喜んで肯定してらした。というか、正しく腐女子でした。

「白いへび眠る島」三浦しをん
孤島の因習ファンタジー。BLっぽさを期待したが「持念兄弟」である悟史と光市が最後までさわやかに親友のままなのが惜しい。それより神社の息子荒太と神様?なのかもしれない謎の男犬丸との関係のほうが面白くなりそうだった。案の定というか、オマケの短編はこの二人の話だった。