BLUE HUMAN

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小説ブリーチと派生物

BLEACH Spirits Are Forever With You Ⅰ& Ⅱ」
成田良悟著のBLEACH小説。読み始める。講談調の読者に語りかける文章、キャラの生き生きとした柄の悪さ。確かに成田作品らしくて嬉しい。メジャーなプロ作家が二次創作書くってすごいな。だから興味わいた。
読み終わりー。尸魂界への元剣八の攻撃と、女虚を巡る偽ザエルアポロ・ドン観音寺・元剣八・更木剣八の三つ巴ならぬ四つ巴。複数勢力が同盟を組むことなく個々の考えで絡まる。勢力が多いのに分かりやすいのは、前の章の疑問を次の章で語って解消するからだね。途切れなく読めて読者に親切。それぞれの心情をみっちり描いてて良いね。戦いシーンが多いしぼこぼこになってもメインが誰も死なないのも作者らしくて納得。
ジャンプ漫画の小説って多いけどあまり興味がなかったけど。でも上手い小説家が書いたのはいいね。黒子の小説は同人誌みたいだし。スポーツ漫画はスポーツ小説書いてる人が書けばよいのではないかな。「DIVE!!」の森絵都、「チア男子!」の朝井リョウ、「バッテリー」のあさのあつことか。あ、読んでみたい。
冨樫義博が黒バスネーム書いてるらしい?のならぜひスピンオフで書いてほしいような。冨樫義博ネームの小説化でもいい。キセキ対世界選抜の超次元バスケとかなんか。それなら喜んで買うなあ。でもWC以後も連載続く場合はまずいか。

原作者の作品じゃない物は公式でも全て二次創作かと。個人的な括りだが派生物は同列。公式の中でも原作のジャンルを守り世界観を汲み取り物語の体裁を持った物はスピンオフと言えるかなと。同じなのはキャラだけで他は無視では同人誌と同じ。「黒バス」の小説は黒バスというより「花ざかりの君たちへ」とか「桜蘭高校ホスト部」とか「花より男子」みたいな女性作家が書きそうな、男性作家は書かない感じの逆ハーレム含む軽い学園物。好きな人は好きだろうが、合わない人は合わないね。まあ二次創作もスピンオフも同じ意味らしいけど。同じ派生物としてならドラマ化アニメ化も同列とすらいえる。先の「花ざかり」「花男子」はドラマ、「桜蘭」はアニメしか見てない。逆ハーレム的な話はさほど興味がないがドラマ、アニメは他の要素が魅力だった。まあ二次創作が原作の窓口になることもあるね。原作でも派生物でも好きなの見ればいいわけだが、好きな派生物に避けたい派生物が食い込む場合が困るね。アニメ「黒バス」で小説の人の脚本があった。アレンジのしようがない本編では問題なかったが、22.5話はアレンジしてて微妙だった。やっぱそっち系に興味ない人のため住み分けしたほうが平和かな。今連載中の原作者による帝光編はやはり別の人が書いたものとは違うね。もし第三部でアニメ化されるならも原作のみでアレンジなしの脚本でいってほしいもの。


西尾維新はノベライズ多いね。読みたい。「xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル」(講談社)「 DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件」(集英社)「JOJO'S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN」(集英社