BLUE HUMAN

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イノセンスと攻殻

イノセンス
久しぶりに見たら昔と印象違った。昔は絵の美しさ先にくる映画と思ってた。見直したらストーリーがきちんとしててわかりやすかった。セリフはほぼ引用で出来てるけど、話は散文的ではないし。実験的だと思ってたのに意外にノーマルな作品だったのが衝撃だった。未来世界の刑事物としてちゃんとジャンルに収まる映画であって、アニメによくあるわかりにくい設定ではなかった。意外だった。イノセンスが海外に評価高いわけだ。
まあ、今だからなのかもしれない。素子の存在は今ならクラウドってことだよねと。当時この一般的さがわからなかった理由は、日本のアニメで中年男性が主人公なのは珍しいというか、ほぼない?から。海外アニメでは珍しくないし映画ならもっとある。若者も美女も日本アニメでのみ一般に不可欠でも海外ではちがう。結構不細工でOK。それが目くらましだった。押井監督は割りとオーソドックスなの撮る人なのかとはじめて思ったり。キャラ設定以外。
最近は文化史的な映画続いてるし。「009」で変な案と言われた、引退したサイボーグたちが過去を振り返るネタも、主眼が過去で、内容はノスタルジックな冷戦史にするつもりだったらオーソドックス。しかし、IGが押井案、それはそれでオーソドックスな映画になりそうとわかっていて、あえて蹴ったかもね。完全な終わりになってしまうから。これからまだ009を続けていくつもりならまずい案か。

攻殻機動隊
新作が作られるらしいね。映画かテレビかわからないけど。人物はリアル寄りそうで良さげ。総監督が黄瀬和哉さんでびっくり。作画監督じゃないんだ。ストーリー構成が冲方丁なのね。一話完結じゃなく続きものって感じだな。