BLUE HUMAN

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ノエイン後半

ノエイン
絵が安定してからはキャラクターの顔は白土三平と「御先祖様万々歳! 」の両方に似てる。絵柄が個性的なので古くならないのは強みかも。
12話がアクション話ともに盛り上がり、フクロウが散るというとても重要かつ悲しい回だった。13話から16話はアトリもトビも味方になるし、わりと穏やか。ハルカのパラレルワールドの過去の世界訪問とか、量子世界の理由付けとか、SFらしい話が続き、バトルはお休み。新たな敵ノエインとはまだバトルにまではいかない。
17話。一部MADで見たことある松本担当回はやはりすごかった。カラス対コサギ。飛行機や電車を使った上下縦横のバトルシーンはスピード感があって気持ちいい。コサギはカラスが好きな気持ちに正直になりすっかりツンデレのデレに。竜騎士は一人を除き全員味方になった。
18話。SF薀蓄とアクションがいい感じで混ざっている。。ユウとハルカがラクリマ界に転送され、敵からは逃げたもののユウが消滅しかける。ハルカが見たら死が確定するというところは観測者設定が生かされていて面白いところ。ユウはシャングリラに半身が転送されている。生きているユウを見れば存在を確定できる。ハルカ・カラスは裏切り者クイナとともに人間が意識だけになった世界シャングリラに。ここでもユウが消えかけるけど、SFなしの愛の力で戻る。
21話は松本憲生さんいっぱいあるのに控えめ、松本アクションらしいのは三人が一休みした家屋でハルカが攫われるところ。ユウとカラスの自分同士の語らい。ラクリマ界のハルカはみんなのためじゃなくカラスのために人柱になったと言うハルカ。カラス・ユウ・ハルカの三角関係?はこのあたりまで続いている。シャングリラに家ごと転送された友人たち。
22話はハルカがノエインに友人たちの暗黒の未来を見せられる、全員不幸でなかなかディープ。ハルカもユウも東京なのか?三人しかいない。この未来は友人たちも白日夢として見ている。イサミが片目を失明したので、ここがラクリマ界から見た過去、もしくはその近似値である主人公たちの世界の未来ということになる。カラスとフクロウ、つまりユウとイサミの、大人になってからの雰囲気にはどこかプラスされている雰囲気がある。不良少年が傷を負い、友人もなにもかも失ったところに幼馴染が現れたというエピソードを経たラクリマ界のふたりの関係かと思うとなかなか感慨深い。カラスとユウは仲良くハルカ探し。アトリが記憶が戻っても甘いままなのが惜しい。
いやしかし、男女が次々カップル化…片思いも含めるともっとある。やはり物語の法則、男女は恋愛になっちゃうんだな。カラスとフクロウ、カラスとアトリ、アトリとトビなど男同士の関係が楽しいのは前半だったね。カラスとユウの関係が後半の楽しみ。
ちなみにかなり不気味にお素敵なシャングリラ遊撃艇のデザインをされた石垣純哉さんは今ガンダムAGEのほうでデザインをされてるのかな。全然違うなあ。
23、24話最終回見終わりー。大団円。ノエインは友人全て失い壊れたカラスであり、ユウ。登場人物は大勢出てきたけど、結局は3人もいるユウと一人しかいないハルカが問題だったのだね。ユウがカラスを自分だと認めて同化するまでになる話だった最終回かも?ユウとハルカが戻ってから、ユウにイサミが抱きついて押し倒し。最後までイサミと仲良しな描写を忘れてないところがグッドだった。イサミはユウだけを心配する描写が多いので、ここはこだわりの部分だったのかも。