BLUE HUMAN

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アニメのデュラララ!!最終回

アニメしか見てない正帝の人には原作小説をオススメです。
小説では正臣のセリフと心理がちぐはぐでアニメと同じシーンでも意味合いが全然違います。
小説を読んでる人には今更ですいません。
先にアニメ最終回を見てそれでいいの?とまとまりすぎて引っ掛かったもので。

アニメでは沙樹が自分から捕まりに言ったという告白を聞いて、正臣がもう知ってたというセリフ、小説では知らなかったけど相手を安心させるためそう言ってます。
というか、知ってたら沙樹への罪悪感が、抗争に巻き込んでしまったからではなく、自分への愛情がそうさせてしまったことへの罪悪感?みたいなへんてこなものになってしまいます。
沙樹を多少なりとも自業自得だと思ってたことにもなるし妙なことになります。

また、アニメでは帝人と杏里を見あげながら「病院に」と言う一連のセリフ。
小説では自分を心配する彼らの様子に、疑っていた自分を恥じ、混乱して裏腹に出てしまった言葉となってました。
二人の前から姿を消す原因のひとつでもあるし、あったほうが見てる方も腑に落ちるかな。

正臣の心理を24話みたくモノローグで語らせたほうがよかったのではないかしら。

正臣は唯一感覚が普通っぽくて悩みも行動も理解可能で。
というより他の人は非凡すぎ。

8巻で正臣が変わってしまった帝人と出会う場面も、救うことを決意するのも、そうなるわなという心理で。

セリフや行動だけでは見えない部分ってとても美味しいってことで。