BLUE HUMAN

碧天飛天のサイトです。版権イラスト・漫画・小説リのンクと雑記など。腐向けあてんしょん。無断転載禁止Reprint is prohibited

「鵲(かささぎ)の渡せる橋」「蓬莱の玉の枝」電子書籍化

銀魂の本2冊を電子書籍化しました。とらのあなさんとDLsiteがるまにさんで扱っていただきます。合わせてpixivの紹介ページを増補改訂いたしました。

 

「鵲(かささぎ)の渡せる橋」

f:id:hiten_alice:20211129114553j:plain

鵲の渡せる橋



少年時代の高杉×銀時です。松陽先生が捕縛されて行き場を失った銀時。見かねた高杉は彼を家に連れてきて離れに囲い、気持ちのままに身体の関係を持ち溺れてゆくのだが、次第に見えない不安を抱くようになる。幼馴染の初々しい初体験と恋愛の話です。R-18です。
B5/60p/オフ/表紙フルカラー/2014/8/16発行

とらのあなさん→https://ec.toranoana.jp/joshi_rd/digi/item/042000032490
DLsiteがるまにさん→https://www.dlsite.com/bl/work/=/product_id/RJ343085.html
内容紹介→https://www.pixiv.net/artworks/45729838


「蓬莱の玉の枝」

f:id:hiten_alice:20151221121214j:plain

蓬莱の玉の枝

攘夷時代が舞台のR18シリアス長編です。高杉×銀時の関係がメインですが、桂さんと坂本さんもかなり出てます。攘夷軍が訪れた無人の町。そこで仲間たちはそれぞれ違う姿の怪物を見たという。寝ずの番で銀時たちが知ったその正体とは。攘夷4人組の葛藤と軋轢の物語です。短編「左目の罪と罰」も収録してます。
B5/56p/オフ/表紙フルカラー/2015/12/29発行

とらのあなさん→
http://www.toranoana.jp/bl/article/04/0030/38/22/040030382230.html?circle_new
DLsiteがるまにさん→https://www.dlsite.com/bl/work/=/product_id/RJ359135.html
内容紹介→https://www.pixiv.net/artworks/54602552

 

紙版は残部少です。とらのあなさんの取り寄せ販売とPIXIVのBOOTHで扱っております。
同人誌販売案内はこちら→https://hiten-alice.hatenadiary.jp/entry/2020/01/16/081955

漫画「Thisコミュニケーション」「左ききのエレン」「レイリ」

「Thisコミュニケーション」六内円栄著
20世紀後半、謎の巨大生命体に侵略され人類は滅亡間近。主人公の軍人は雪山で救助されるが、そこは不死身の超人少女兵士団ハントレスの極秘研究施設だった。主人公は食糧を条件に統率の取れてない彼らの隊長になり、研究施設を防衛する任務につく。少女達は復活した時に死ぬ1時間前の記憶が消える。それを利用し、主人公は彼女達の都合の悪い記憶を殺害することでリセットしコントロールする。彼女たちは仲良くなるが隊長の所業もしらないまま。合理的かサイコパスか。謎の生命体と合体した人間もあたりと先が読めない。娘に紹介したら面白いと読み進めて私より先に読み終わり。作者の初期デビュー作もブラックでなるほどと。初めから上手くて背景もしっかり描き込みしてる。同人誌してる様子がないし、デビューのきっかけが原稿を見てほしかったからだそうで。アシスタント出身かな。

左ききのエレン」かっぴー著
天才の女性主人公と凡才の男性主人公のW主人公で双方それぞれの生き方と関わる人々の人間模様。男性主人公は高校生の時女性主人公に出会う。広告代理店で仕事しているが尊敬する上司が独立、大学生、新人社員の頃と時間は遡るが仕事に頑張る成長話。女性主人公は幼馴染と渡米。大学で出会った天才と秀才の姉妹やその母と組み、女性ばかりのチームでゲリラアーティスト活動を行う。他にも天才が続々と出る
原作やっと読破。時間があちこい飛び、キャラの外伝も本編で描かれていくので、一気に読むのに向いてるかも。今最終章。天才に会ってしまった時、自分は才能ないと諦めるのか、それでも好きだからと続けるか。男性主人公が才能なくても勉強し吸収しガッツで進む様は身の程知らずで痛くもあり共感もあり。
天才が表現のため全て注ぎ周りを巻き込み行き詰まると自分を滅ぼす生きづらさは業の怖さでもあり

「レイリ」
戦国時代、長篠の戦いの敗残兵を追う兵達に家族を殺されたレイリは岡部丹波に救われ武芸を磨く。土屋惣三は彼女の腕を見込み、武田信勝の影武者の1人に仕立てる。キャラがいいし、残酷場面も容赦なし。御転婆なレイリと聡明で飄々とした信勝が特に魅力的。原作:岩本均・作画:室井大資。一応史実にいる女性がモデルだが、影武者として自由に活躍。戦いに参加し敵を薙ぎ倒し、武田氏滅亡を見届けて任された任務を全う。自暴自棄な少女が生死を懸ける現場で大切な人達を得て、逆に生きることを学ぶ成長物。ドラマ化するならNHKで是非。

イラストと「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -」と「アナ雪2」

f:id:hiten_alice:20211125170635j:plain

オベロンーFGOから

娘がFGOの第2部6章が大好きで何度も実況動画を見る。見るどころかいろんな実況でヘビーリピート。特にオベロンが気に入ってるね。羽海野チカキャラを初めて気に入ったようで。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -」
実質2部構成。第一部はヴァイオレットが依頼主の少女の教育係として雇われ学校生活を共にするが、彼女は元浮浪児で妹と呼ぶ存在がいて、彼女に手紙を依頼する。数年たち第二部はその妹が主人公でヴァイオレットを頼りC.H郵便社に来て見習いとして住み込み、主に配達係の少年と交流する話。

「アナ雪2」
日本でなかなかテレビ放映されなかった理由がわかる。災害未遂でも津波はまずいね。
結局姉を助けるため国全土を犠牲にしようとした妹。「天気の子」と似た価値観なのは2019年がそういう時代だったということかな。こういう主人公たちには感情移入が難しい。セカイ系の中の世界は実体じゃない形而上の世界であって、他者の暗喩だと思うので、つまりそういうことかなと思えちゃうので。
もののけ姫ナウシカ(特に漫画版)も彷彿とさせるところも。というか、もののけ姫ナウシカをしたかったけど動機付けが伴ってない感じかな。

ついでにセカイ系はインナースペースともいえるかな。その場合自分が何かを救うのは自分を救うこと。自分に都合のいい世界も厳しい世界も主観的に認識する自分の中にある世界。だから自分が選択する話になると。

ヒロアカ漫画と「少年のアビス」

f:id:hiten_alice:20211118180241j:plain

ポッキーの日


11月11日はポッキーの日ということで今頃と娘に言われたけどそれでもUP。

ちょっとかっちゃんみたいでもあった「少年のアビス」の拗らせた幼馴染。(虐めを)告白して(ライバルとして)両想いになり、名前呼びに進展した(だよね?)かっちゃんと比較して、こちら告白して玉砕してしまったけど、まだ出番があると思う。

「少年のアビス」
とうとう告るとは。そうだろうと仄めかされてたけど、少年誌だからぼかすかなと思ってたけど。萌えをありがとうございます。でも山はそこまで。それを聞いた相手はどうすればいいと聞くだけだったから。彼は本当に好きだっただけに絶望する。おそらく抱かせろと言えば叶った。でも心は伴わない。彼の望みは叶わない。相手はノーマルだから求めては来ない。それが同性ゆえにわかる。女なら性欲で押せたとしても。相手の周りの女性たちはまさにそう。相手の心が見えないからできることでもある。相手が自分を好きだと思い、いつか好きになってくれると妄想することができる。そう信じて関係を持てる。しかし相手は誰も好きではないのだ。もしワンチャンあるなら彼が相手の心などいらないと割り切ったときね。現在連載ではたたなくなってしまった主人公相手ならいけるかも。

「世界の夜は僕のもの」渋谷直角
1990年代の若者達のショートショート連作漫画。当時の文化が具体的名称で沢山出てくる。軽いタッチの漫画なのに、内容は軽くなくシリアスでほろ苦い。意外な形で漫画家の夢を叶えた女性とその友達の話が良かった。

『ショーハショーテン!』小畑健作画・浅倉秋成原作。
ハガキ職人の主人公とアドリブに長けた学園の有名人がコンビを組む。一話目はなかなかいい。というか、小畑健作画でなくても面白いんじゃないかと思える感じ。今後どう展開するかかな。お笑い芸人達の青春群像か、M-1優勝を目指すのか、相方の秘密の話か。ちゃんとお笑いネタを出してくる方向かとは思われるけども

「まろ、ん? 大掴源氏物語
かわいい栗キャラになった光源氏で描く源氏物語の粗筋漫画。各章が短編も長編も2ページつまり8コマでどんどん進む。箸休めに時々系図や歌やコラムもある。密度が濃い。チマキャラなのにフルカラーで服の模様もちゃんと描いてある拘りがいい。しかし、チマキャラでも光源氏は困った男…。

「八雲百怪」
北神伝奇、木島日記と主人公の違う明治時代が舞台の民俗学シリーズが完結。最初の北神シリーズから読んでたから感慨深い。最終巻で他のシリーズとゆるく繋がったのが、サーガっぽくて良いね。すっかりイラストレーターの森美夏さん。かっこいい漫画もまた見たいところだけど。

ジャンプヒロアカ!2021年秋アニメ

ジャンプヒロアカ!
週刊少年ジャンプ最新46号表紙がの鏡合わせの二人がかっこいい。スターアンドストライプ、以前のオールマイトみたいに画風が違う。幼い頃は違う画風で……かわいい。なぜこんなリアル系に成長してしまったのか。劇場版第一弾のオールマイトに彼女がモブで出てるとかいう話が。
ジャンプヒロアカ!死柄木&AFOとスターの対決が終了。リアル系だったスターの顔が回を追うごとに堀越先生らしいかわいい顔になって。しかしミルコ、レディナガン、スターと。新キャラは大人の女性ヒーローが続くね。お好きなんだろうなと。

アニメ「王様ランキング」
耳が聴こえず話せず非力だが優しい王子は影の一族のカゲと知り合い友達になる。父親が死に後継が弟に決まるが、弟には不穏な鏡が背後にいる。手話が丁寧。子供アニメのようなデザインだが、アクションや残酷さ、周囲の人々の性格も複雑で敵か味方か不明。が子供向けじゃないね

無職転生」2期
ルディとエリスが魔大陸に転移された続き。ルイジェルドを加えた3人でパーティを結成し、故郷に帰る旅で1年経過。彼らを捜索するロキシー一行とニアミス。攫われた獣人の子供を救助したり誤解から獣人の村に監禁されたり、テンポよく事件が矢継ぎ早。昔の自分の姿が時々出るのが良い

「先輩がうざい後輩の話」
同じ会社の豪放磊落な先輩が気になる背の低い後輩。物を投げたり、振り向いたら微妙に後ろに下がったり、先輩の細かい動きがリアル。娘がチェックする拘りの動き。ちっちゃい後輩ではなく先輩が萌えキャラなんだなと。

プラチナエンド
EDが黄瀬和哉さん。2期の方で監督をされるそうで。制作のシグナル・エムディProduction I.Gグループだそうで。

結城友奈は勇者である 大満開の章」
2期の途中の時間軸がベースでシリーズの他の勇者たちの話を描いていく話のようで。『楠芽吹は勇者である』の次は『乃木若葉は勇者である』

今期のアニメは割と豊作かな。

毎週楽しみに娘も見てるーブルーピリオド、吸血鬼すぐ死ぬ、古見さん、王様ランキング、無職転生、逆転世界

貯めてもいるが娘も見てるー終末のワルキューレ、結城友奈、スカーレットネクサス

私だけ見てる。娘は遊郭編から見るー鬼滅の刃無限列車編

私だけ見てるー三角窓、月とライカ、世界最高の暗殺者、境界線機、マブラヴプラチナエンド

いとうたかお先生、白土三平先生と劇画の巨星が相次いで逝去された。合掌。ゴルゴはさいとう先生亡き後も存続。白土先生は弟さんと二人三脚で相次いで亡くなり。ガロは白土先生が作った雑誌だったそうで。

2021年秋アニメパート2

『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』
第1話は老ベテラン暗殺者の転生前の話が描かれ、新米相棒もエピソードも全部オリジナルだが結構面白かった。原作は飛行機落下シーンからでそれ以前は部分まったくない。死んだときの独白や転生のときは暗殺者は全裸。アイキャッチも全裸。なぜか多い暗殺者の全裸。2話目では父親による息子を全裸にして撫でまわすというじっくり身体チェック。原作では「調べた」と一文あるのみ。もろ肌での訓練では父親も息子もちょっとピンクがかったおきれいな乳首あり。おやあこれは、スタッフの性癖……拘りかな。監督田村正文、シリーズ構成高山カツヒコ。原作は『回復術士のやり直し』の月夜涙さんで、内容も同じくドライでエロもあるかなと思われるから娘は見ないだろうなと思ってたら、OPが気になると動画見せられ英雄暗殺依頼の話ということも知っていた。アマゾンプライムで1話目を見せて録画した2話目も見せると1話目いいねと気に入ったようで。

鬼滅の刃 無限列車編」
映画を分割増補して放映するそうで。あとでDVDで発売するときにTVアニメとして話を繋げるための対策かな。映画を先に放映してるので第一話はオリジナル回。煉獄さんの前日譚で大量のお弁当の理由の謎という、原作と喧嘩することもない当たり障りのないネタでいい塩梅。鬼との高速バトルもあり、高画質な蕎麦もあり丁度良いかと。

「終末のワルキューレ
人類存続を賭けた世界の神々達と対人類史上最強の英傑たちのタイマンバトル「神VS人類最終闘争(ラグナロク)」が行われる。ブリュンヒルデの策で人間にはワルキューレ達の助力あり。第1回戦トール対呂布奉先。

 

2021年秋アニメ

「ブルーピリオド」
原作の絵柄をアニメに落とし込んでいるのに感動。若者の悩みや頑張り、先生の導きや努力、他の才能への嫉妬や自分への焦り、その時々で得る回答と成長。若者にこそ面白いので娘にもススメたら気に入ったようで。総監督:舛成孝二、監督:浅野勝也、シリーズ構成脚本:吉田玲子

「吸血鬼すぐ死ぬ」
吸血鬼退治人が吸血鬼の城に行くが、愉快なやりとりの末に城を破壊。吸血鬼は退治人の事務所に押しかけ同居。「スナァ」と言いながら灰になる脆い吸血鬼だが、不死身なのですぐ復活するという、吸血鬼がギャグ向けの素材だったとは

古見さんは、コミュ症です。
コミュ症のヒロインと主人公ほか個性的学生たちの関わり。ヒロインが息くらいでほぼ喋らず、アニメにあたり筆談の朗読もしないと言う冒険が秀逸。これはいざ喋ったら光る。他ギャグなのに作画が綺麗で色々表現で冒険をしているのが凄い。監督: 川越一生

「月とライカと吸血鬼」
宇宙飛行士候補生である主人公が実験体として史上初の宇宙飛行士を目指す吸血鬼の付き添いになる。人間相手には不可能な過酷な訓練に付き合いつつ仲良くなっていくようで。冷戦期の宇宙開発競争をソ連側からやりたいという目的が面白いところ。

ワールドトリガー 3rdシーズン」
ヒースが加わり待望の続き。なんとなく娘も見てた。チーム戦物として抜群に面白いのではまらないかな。

マブラヴ オルタネイティヴ
駒木は佐渡基地に着任したが、いきなりBETA群が襲来。戦術機部隊は全滅、基地は陥落。駒木は生存者達を護衛し脱出する。進撃の巨人的な絶望感がえぐくて凄い。BETAなるモンスターのデザインが多彩でとてもいい。シリーズ構成は実直な人間描写の浦畑達彦さん。本来の第1話は2話目からのようで。

「終末のワルキューレ
人類存続を賭けた世界の神々達と対人類史上最強の英傑たちのタイマンバトル「神VS人類最終闘争(ラグナロク)」が行われる。ブリュンヒルデの策で人間にはワルキューレ達の助力あり。第1回戦トール対呂布奉先。


「境界戦機」と「逆転世界ノ電池少女」
意外や意外なことに要素が被っててまさかの競作。占領下の日本、ロボット物、コックピットのおしゃべりなアバター無人機の存在、必殺技を言わされるところ。ロボットは前者は手書き、後者は3DCGかな。
「境界戦機」物語の方向は独立でも主人公の目的はまだ。勝負はあと2人の主人公格が出てからかな。2話目で1人出てきたようで。でもトリオ行動とは限らないか。ガンダムWだと主人公格5人共別の所属のテロリストでほぼ別々に行動。後2人がちょいヒイロとカトルを彷彿と。監督:羽原信義シリーズ構成:木村暢
「逆転世界ノ電池少女」アバターのかわいさはこっちに軍配かな。コックピット内でのVR眼鏡漫才や萌えで充電される電池少女の仕組みに爆笑。メカはSD。ヤッターマンみたいな敵メカデザインが愉快。監督:安藤正臣、シリーズ構成:上江洲誠

 

平家物語
サイエンスSARU制作で原作:古川日出男なので、映画『犬王』が題名変えたのかと思ったら、こちらはテレビアニメ。監督:山田玲子・脚本:吉田玲子、キャラ原案:高野文子の別ものでした。
「犬王」は湯浅政明監督、脚本:野木亜紀子、キャラクター原案:松本大洋。どっちも楽しみ。